「完璧」って、なんだったんだろう?
私はずっと「完璧でいなければ」と思って生きてきました。
弱さを見せたらダメ。
迷ったらダメ。
感情が揺れる自分はダメ。
そんな「ダメ」だらけの私を
「ちゃんとした私」で覆って生きてきたんですよね。
「ちゃんとして見える私」でいなければいけないって思っていたから。
でも、ここで気づいたことがあります。
その完璧さは、不安や恐れから生まれていたんだと。
私が私でいられない「完璧さ」って
外側を取り繕っても、内側はついてこないんですよね。
だから、どこかでチグハグが起きてしまう。
たとえばSNSの投稿。
きれいな言葉を選んで投稿しても
その言葉の奥にある不安が、どうしてもにじみ出てしまって
それが伝わる人にはちゃんと伝わってしまうんですよね。
それでも私は、完璧でいなければならないと思っていた。
でも、ある時気づいたんです。
完璧を装うほどに、私は自分を隠してしまっているって。
本当の私を、誰にも見せられないことに苦しんでいたんだなと。
そして「不完全である自分」をそのまま受け入れたとき
私は初めて、深く呼吸ができた気がしました。
ああ、これでいいんだって
迷っても、泣いても、揺れても。
その全部が、私だったんだって。
「不完全さを受け入れる」って
逃げることでも
妥協する事でもなかった。
むしろ、そこからしか始まらなかった。
今、私は恐れから「完璧」を目指すのではなく
愛から「私」を生きていきたいと思っています。
不安や欠けを埋めるために整えるのではなく
すでにある「愛」に気づくことで、自然に整っていくような生き方を。
それが、「愛ベース」で生きるということだと、今ならわかります。
いま、私は完璧を目指さないことで、ようやく自分とひとつになれているんだな
と感じています。
最後まで読んで下さり
ありがとうございます
読んでくださったあなたには
さらなる幸福が訪れます