私はこの7年間、自分との対話を続けてきました。
ノートに思いを綴り、過去の自分を癒し、執着していたものを手放してきました。
当初は「変わりたい」という気持ちから始めたつもりでしたが、
実は本当の動機は「自分のロジックを知りたい」という探究心だったのだと気づいたのです。
ロジックを解き明かすことは、過去と向き合うことでした。
私はその過去に深く入り込み、時間をかけて探究してきました。
その中で、執着しているもの、感情の裏にある思い込みや抑圧、繰り返してしまう反応や選択(クセ)を知り、そして多くの癒しと手放しが起こりました。
ロジックとは思考に基づくものです。
その思考は拡大を続けるものの、やがて私はその拡大に限界を感じはじめました。
探究の欲求が十分に満たされ、もうロジックを探究し続ける必要はないと気がついたのです。
そして私は、7年間積み重ねてきたノートを、手放すという決断をしました。
捨てるということは、過去の経験をなかったことにするのではなく、それらすべてがあったからこそ「思考の外」の世界を生きたいと願うようになったという証です。
過去とどれだけ向き合っても、現実を変えることはできません。
「変わりたい」とノートを始めたかつての私には残酷にも思えるかもしれませんが、
それが、私が見出した真実です。
探究の欲求はこれからも別の形で現れるかもしれません。
けれど、これから向き合うノートは、過去を分析・解明するものではなく、
私が描く未来を創造するための記録へと変わっていきます。
未来を描くことは未知です。恐れがまったくないわけではありません。
でも、それが「ある」ものだという確信があるからこそ私は恐れずに前へ進んでいけると感じています。
たとえ失敗や困難が訪れたとしても、
私はそれらすらも「おもしろがれる私」でいたいと思っています。
そして、自分に意図に誠実であることを大切にしながら。
今日が、私が創り出す未来への第一歩です。
最後まで読んで下さり
ありがとうございます
読んでくださったあなたには
さらなる幸福が訪れます