こんにちは。
今日は、ちょっと懐かしい記憶から
いまの私への気づきをお話します
私は道北の田舎で育ちました。
「どこかへ行く」というのは、旭川や札幌のような“都会”に出かけること。
デパートがあって、エスカレーターや人がたくさんいて、
そして……「グラタン」がある。
なぜグラタンを知っていたのかは思い出せないけれど、
都会に行くたびに私は決まってグラタンを食べていたんです。
弟がまだ小さかったので、両親はファミリー向けのお子様ランチのあるお店へ。
でも私は、グラタンのある洋食屋さんへ。
母はお店の方に「お願いします」と私を預け、私はひとりでそのお店に座りました。
大きな椅子にちょこんと座って、足をぶらぶらさせながら、グラタンを待っているあの私。
高層階のガラス張りの窓から見えた街並みが、とてもキラキラしていたのを覚えています。
その時の味はもう思い出せないけれど
一人で、好きなものを、自分で選んで、誰にも邪魔されず味わえる——
その時間がとても嬉しくて、誇らしかった。
「わたし、お姉さんになったんだ」
そんな気持ちで、胸を張っていた小さな私。
***
あの頃の私は、もうすでに「群れない私」でした。
一人で行動すること、自分で決めることが、心地よかった。
大人になって四柱推命を学んだとき、
私の命式に“財の星”がないと知りました。
それは「人と群れないタイプ」だという意味を持つこともあるそうです。
そして、私の年柱(幼少期)には「劫財・帝旺」。
強い独立心をあらわす星がしっかりとあった。
「なるほど、あの頃からもう、私は“私として”在りたかったんだ」
そう、深く納得しました。
※ちなみに、星の読み解きは一つの意味に限りません。
いろんな角度があるので、詳しい解釈は鑑定士さんにお任せしましょうね☺️
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今でも私は、グラタンがあると、つい選んでしまいます。
それはただの好物じゃなくて、
“私が私であること”を思い出させてくれる、大切な味だから。
「自分で選んで、自分で味わう」
それって、決して寂しさや孤独じゃなくて、
“自由”なんだと思う。
大きな椅子に座っていた小さな私に、今ならこう声をかけたい。
「大丈夫。あなたはあなたのままでいいよ。」
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この頃の私は、すでに本質に近い自分を生きていたんだと思います。
だからこそ、そこに留まらず、さらに起こさせて、
人とともに、共鳴しながら成長していく。
完全覚醒へ向かっていこうと決めた今、
この思い出がよみがえったのは、きっと本質に近いサインだから。
穏やかに、でも確かに。
私はもう動き出していたんですね☺️
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子どもの頃の自分の姿に触れると、
今の自分が、どれだけ“私”を生きているかが見えてくる気がします。
だから、今日も私は「私であること」を選びます。
グラタンは、私にとって“誇りの味”。
人と同じじゃなくていい。
一人でも大丈夫。
自分で選んだものを楽しむって、こんなにも満たされることなんだって。
——群れずに在ることを、誇りに思いながら💗
今日も最後まで読んで下さり
ありがとうございます
読んでくださったあなたには
さらなる幸福が訪れます