懐かしき画像だった

自分が相鉄沿線に住んでた昭和52年以後の時代

いずみ野行は 種別表示に青系統で (各停・いずみ野) の表示がされてた

いずみ野線 に行きますよの表示だ

 

二俣川止まりと早朝の海老名行・朝ラッシュ前後の大和行は 単に(各停)表示だった

 

日中は各停は二俣川行といずみ野行の交互に運転されてた

昭和54年3月現在の 相鉄鶴ヶ峰駅 発車時刻表 当時の路線図も

平日(当時は土曜日も含む)10時~16時いずみ野行と二俣川行が交互に出てるのがわかる

いずみ野線は日中20分間隔だった(鶴ヶ峰基本 02・22・42発)

二俣川行がここに加わり鶴ヶ峰=二俣川は10分間隔に

 

さて本題の 相鉄旧6000系と新6000系の違いはだが

旧6000系(登場当時)

 

新6000系(登場当時)

 

見た目だけでなく 次の違いがある

旧6000系との違いは

 

①基本編成を MT編成とせず 

ユニット2Ⅿ2T固定編成化(同時に機器面集約化)

「従来の6000系が1Ⅽ4Ⅿ制御の1Ⅿ方式だったのを1Ⅽ8Ⅿ制御に」

 

②メンテナンスフリー化

(極力無休油化・無接化・無しゅう動化・無腐食化・無調整化・非破壊化など・・・)

 

③運転席に人間工学設計を取り入れる改良

「高運転台にまた正面割り付けの変更も」

 

④各種装置の設置

(ATSはもちろん 誘導無線・扉再開閉装置・種別表示(前面・側面とも)・運行表示)を設備して

保安度向上

 

⑤車両限界の許す限りの車体幅を広げる

(車体幅 旧6000系の2800㎜に対し新6000系は 2930㎜に)

 

⑥大幅なノンヒューズブレーカー(NFB)を採用し 運転取り扱い簡略化

 

⑦車両主電動機出力がアップ

1台当たり110kwが130kwに Ⅿ車の車軸径は860㎜から910㎜に

 

 

 

登場当時 相鉄側も 新線延長開業や将来の新線全通を見越し

 

人手不足から人手のかからない車両をと考えて

 

経済事情から(この時代オイルショックなどの) 物価高で安い値段で車両を造らなければならなかった

 

また運転業務に人間工学を取り入れなければならなくなった事

 

検修設備の近代化に対応するため

 

従来の6000系を基に新6000系は作られたそうです

 

まさに同じ6000系でも 見た目も中身も違うのは当然です

 

最後に 写真・切符から 懐かしの新旧6000系を見ていただきます

 

(右の車両は 唯一のアルミ試作車モハ6021号車)

旧6000系

 

新6000系

 

では最後にオマケ

1976年の二俣川駅の駅名板

 

いずみ野線開業案内の広報チラシ

 

弥生台付近旧6000系走行

 

 

参考資料 鉄道ピクトリアル 以下の書籍を参考にしました

1976年5月号(特集・相模鉄道)「相模鉄道 車両総説」48P~49P{2-4 新6000形車両}

1986年8月臨時増刊号(特集・相模鉄道)「私鉄車両めぐり132・相模鉄道」130P~131P{5・新6000系}

1999年7月臨時増刊号(特集・相模鉄道)「私鉄車両めぐり163・相模鉄道」167P~168P{1-2・新6000系}