2023・5・26 加筆修正・画像追加を 行いました。
塩素系漂白剤のCM分析研究
今回は 1985年(昭和60年)の「ブライトアップ」の
生CMです
ボトルとラベル表
ラベル裏
ニオイがツンとこない 画期的な塩素系漂白剤の
ライオン(株)のブライトアップCM
今回は 3時のあなた(CX系)での生CMを
分析研究します。
今回の生CMは 偶々2本記録してました
木曜日放送分
金曜日放送分
では 今回も フォーマットに 従って 見ていきます。
①登場人物 大人の女性(フリーアナウンサー)小松澄子さん
②漂白対象物
「白物衣類(女性のブラウス?)
「大人の男性物の下着」(シャツ)と
「子供(男児)の下着」(パンツ)
③こんな汚れに (下着・白物衣類等)の「汗ジミ・黄ばみ」に
④画面に汚れたものが出てくるか・着用は? 共になし
⑤漂白剤投入・注ぐとき 手袋・エプロンは?
小松さんは手袋・エプロンとも未着用
注ぎ見本の女性は(別の女性?)手袋は着用
⑥キャッチコピー(セールスポイント)
「使い心地がグンとアップ」
「漂白力もアップ」
「キャップに目盛付き」
「原液が手につかないように工夫されてる」
「液体なのに ツ~ンとくるニオイがありません」
⑦ボトルの登場 特殊1000㎖
⑧BGMのコーラス・CMソング BGMも含め なし
補足)生CMで1分ものである
つけ置き漂白のお手本を行う
(では このCMのポイントを 見ていきましょう)
①実は小松さんだけでなくもう一人の方のバージョンもある(はず)
画像は無いのですが この3時のあなたでの 生CM担当者は
月~水が岡田さんと言う方で 木曜日と金曜日が小松さんでした
実際同じ商品(新発売で売り出し中の物)のCMを1週間
連続でやってたみたいです
②商品名の看板がある
他の番組の生CMでも大体そうですが
この商品のCMですよという表示がされてる
しかもロゴも使われてるカラーも当然だが
同じ物です
③バックな看板なしで セールスコピーを
品物を持ち伝える
「まぶしい白が戻ってきます」
「スッキリとまっ白な白さに仕上がりますよ」
このように最後の前の場面で 仕上げのコピーを
伝える
④つけ置き漂白する物を
具体的に言う場合とそうでない場合がある
「綿や麻のこういった白物でしたら・・・」
繊維のみを言うパターンと
「お父さんのシャツも」「ボクのパンツも・・・」
衣類の種類を言うパターンが ありました
最後は商品を映す
同じ商品2本に たたんだ白物衣類(タオルと肌着・下着?)
塩素系漂白剤のCMらしさが出た 終わり方です
また通常のCMと同じこの表示も
ライオンらしさが出てました
⑤キャップに原液を注ぐ 小松さんが
手袋着用無し😅
見ての通り手袋未着用です
以前もお話した通り 塩素系漂白剤は 薬品同然
扱いは慎重に 原液がこぼれても大丈夫なように
手袋を着用が基本です
あと色物を着用してる点
原液が付いたら大変なことに 大丈夫なのかと思います
エプロン着用させるべきではと思いました🤔
この様につけ置きの見本を されてる方は
手袋着用してますが・・・
まとめ)女性の生CMだけに 柔らかな伝え方でした
見ててオーバーでなく ホッとします(個人的に)
当時はワイド番組で結構この形のCMやってました
ライバルの花王は 裏番組 3時にあいましょう(TBSテレビ) で
同様に生CMやってました
自分たちは まだ放送当時学生でしたから
見れたのは中間テストや期末テスト
長期休みか体調崩して休んだかでないと
この番組や生CMは 見れませんでした
当然生だけに ハプニングやアクシデントもあったそうです
昭和ののんびりした昼下がりのCMを
感じていただけたらと思います