今回は、レンズの話です。
この3本のレンズは、大分類ではAuto NIKKORに分類されます。 その内写真の左側2本がAi改造タイプです。
写真の右1本がノーマルのAuto NIKKORです。
デジイチでの使用には左側の2本は問題ありませんが、右側の1本は一部のデジイチでしか使用できません。
Ai改造タイプは見て分かるように段差が付いてます。 非Aiタイプは切り込みや段差が無いのが特徴です。
同じレンズですが、デザインが違うため少し違って見えますね。 1977年にAi NIKKORが登場するまでのレンズの基本設計が共通している為か、描写的には差が無いのですが、コーティングの違いから発色に差が出ます。
それでは参考までに、New NIKKOR 50mm f=1.4で撮影した写真を載せます。
ありえないような写真でしょ 開放でストロボ使用してます
古くて高いレンズも良いと思いますが、新しい世代のレンズでも古い設計のままのレンズが安価に中古で出ていることが良くあります。
また、ニコンの場合は、Ai-SタイプのMFレンズは、設計が30年以上も大きな変更なしに現在も製造されているので、レトロ風な作風を求める場合には好適なレンズといえるかも知れません。