最近某量販店の中古サイトでレンズを検索したりするのですが、写真と現物があわない事があります
買取、販売のプロでもAi改造したNew NIKKORは見分けにくいようなので、ここで違いをおさらいします
ここに2本の同じレンズキャップの同じ焦点距離のレンズがあります。 どちらかがAiで、どちらかがNew NIKKOR です。 この状態で見分けが出来る方はいない筈です。 製造番号も近いので、Aiは初期タイプのレンズといえます。
まったくの瓜二つですよね ここで製造番号が見えますね、70万台と78万台の製造番号です。
この番号から、70万台の方がNew NIKKORだと言えますね ただAi改造をしてあると、製造番号も当てにならなくなりますね。 その場にAi改造したレンズしかない場合は、Aiレンズだと思い込みますね
見分ける方法として確実な方法は、レンズに刻印されている製造国名の標記方法です。
上の写真はAiレンズに刻印されている製造国刻印です。 MADE IN JAPANと刻印されていて、目立ちません
New NIKKORの刻印です。 LENS MADE IN JAPANとの刻印の上に白ペイントをしてあります
この違いを覚えておくと中古のレンズ探しもだいぶ楽に出来ますよ。
中古のレンズは、デジタルには対応しきれないものが多いので、ゴーストやフレアの発生するような撮影には不向きですし、同じマウントでもアダプターが必要なこともありますので注意してください
カメラによっては、メーカーで改造に応じてくれることもありますが、一般的に売られているカメラ(プロユースを除く)では殆どありえませんので注意しましょう
撮影モデル Nikon New NIKKOR 200mm F4 Nikon Ai NIKKOR 200mm F4
撮影機材 Nikon COOLPIX P50 NIKKOR 3.6X OPTICAL ZOOM 4.7-17mm F2.8-5.6