昨夜は、現在行われる可能性のある儀式を書かせて頂きました。 今夜は、ニコンで最初に導入された儀式を書いてみますね。 なお、興味のある方は、当ブログのコメント欄にコメントをください。 お願いします。
今宵儀式に使う機材は、Nikomat FTn、レンズは、Auto Nikkor 200mm F4 (Ai改造済み)を使用してみます。
この写真のFTnもAuto Nikkorも製造からかなりの年月が経っていますが、現役の機材として充分な性能を持っています。
ただレンズのほうは、白黒写真用のコーティングしか施されていません。
それでは、今夜も儀式を行わさせていただきます。
今夜は、音が出る儀式です。
まず、カメラと、レンズのキャップをはずします。
レンズをマウント上にゆっくり、降ろします。
レンズをカメラの上に降ろした時に、絞りは、F5.6まで絞ってあることが条件です。 この時に、絞りをよく確認しないと失敗する原因になります。
そして、このままレンズをストッパーの効く位置まで回転させます。
ストッパーが効く位置でのカメラの開放F値情報は、写真のようになってます。
少し確認し辛いのですが、F5.6を指しています。 レンズの開放F値がF4なので、一度往復させます。
すると・・・
ちゃんとF値が読み込めました。 赤い指標が上の写真に比べて、写真の右側に移動したのが見て取れますね。
今夜の儀式も成功です。
次にレンズの話を少ししますね。
今回は、改造Nikkorを使用しました。 改造、非改造を見分けるポイントを幾つか書いておきますので、参考にしてください。
まず、連動爪ですが、Aiタイプのものは、爪に明り取り窓があります。 露出計連動ガイドあります。
これ以外のレンズは、Auto Nikkorに分類されます。 特に、最近のカメラにAuto Nikkorを取り付ける場合は、Ai化してあるレンズでないと、露出計が作動しないので、ニコン教の新しい信者の皆さん注意してください!
レンズに関しては、かなり詳しく説明しないといけないので、今夜は、省かせていただきます。
何分にも50年分の話ですから・・・・・・
モデル Nikomat FTn Auto NIKKOR-Q F4 (4群4枚)
撮影機材 Nikon D80 AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8