ニコン教の儀式の話をしますね。
2004年に復活を遂げたニコン教の話です。 2004年F6が登場し、これと同時にニコン教は復活することとなりました。 そう、1977年のAi化からわずか27年後のことでした。
このためか、ニコンのMFレンズを儀式らしい儀式なしに取り付けられるカメラは、かなり数が絞られます。
そして今夜は、その儀式を披露することにします。 最新のデジカメでの儀式ですが、オールドニコンユーザーならびに元祖ニコン教の皆様、後で儀式を掲載させていただきますのでご了承ください。
それでは、初めますが、最初に使用できるデジカメを紹介しますね。
Nikon F6(銀塩)、D3X、D3、D700、D2シリーズ、D1シリーズ、D300シリーズ、D200の内、一台用意できればニコン教の信者です。
では、詳しく写真をつけて解説していくこととしますね。
個人的に、D200しか持ち合わせていませんので、D200を使用します。
カメラのマウントにレンズを載せたところです。 カメラのマウントに黒い突起がありますね。 この突起部がAiの名残になります。
これがレンズを取り付けて、Ai連動ピンを分り易くするため、絞りを絞りきった状態にしてます。
この状態で、カメラの電源を入れると、意味不明の露出情報が・・・
F22までしか絞りがないのに、カメラでは、F64で表示されました。
この問題を解決するために、儀式を行います。
儀式用の表示が出てます。 レンズ情報手動設定を使い手動で設定します。 この手動で設定するとこが、ニコンらしいと思うのです。 その昔は、レンズの絞りを一往復してましたが、最近は、カメラを設定します。
焦点距離の中から、取り付けたレンズの焦点距離を選び出します。
35mm F2のレンズを取り付けたので、この表示で間違いないですね。 一度レンズと開放F値を登録すると、カメラが記憶していてくれます。
ただレンズの焦点距離は、レンズを変える毎に設定してやる必要があります。
焦点距離と、開放F値を設定すると表示もCPU内臓レンズと同様になります。
間違いなく設定できてますね。 この儀式は、Ai Nikkor、 (Ai改造) Auto Nikkorのみで設定可能ですので、古いレンズを使用されていて非Ai Nikkorを使用の方は真似しないでくださいね。
気になる方は、ニコン、レンズ総合カタログのFマウントレンズ体系図を参照してください。
カタログの29ページの上に体系分けが出てます。
今宵も長々とお付き合いくださりありがとうございました。 また、明日にでも続きを載せますので、よろしくお付き合いください。
なおニコン教は、今だに隠れ信者が多くいるようです。 そこで最新高級デジイチを握っているあなたも、信者ですよ。
撮影モデル Nikon D200 Ai Nikkor 35mm F2
撮影機材 Nikon D80 AF MICRO Nikkor F2.8