今夜のコラムは、ニコン党とニコン教の違いを書いてみます。
ニコン党とニコン教の違いの話ですが、ニコン党の党員には、誰でも気軽になれます。 第一条件がニコンが好きであること、またニコンカメラを使用しているまたは、ニコンブランドが好きであることなどの条件が当てはまれば、ニコン党の党員です。 他にもキャノン党等があります。
ニコン教は、ニコン党の党員の中でも、条件が厳しく、さらに、一定の機材条件が必要です。
その条件とは、ニコンF、F2、Nikomat を使用し、さらに、ニコンFはフォトミックシリーズであること、F2は、フォトミックシリーズでAiかされていないこと、Nikomatは、FT3、ELW以前の機種であることがニコン教の入団資格となるようです。
なぜニコン教と呼ばれるようになったのかは、 カメラにレンズを取り付けたときに、絞りリングを一往復させてレンズの開放F値をカメラに伝達する仕組みになっていたから、という説と、レンズの絞りリングを一応服させるときにガチャガチャと音がして、他のカメラマンからは、儀式をしているように見えたからという説があります。
近年このニコン教は、ひそかに復活しているようです。 AFレンズ以外のレンズを上級のデジイチに取り付けるときに、やはり、儀式があるようです。 昔のように、ガチャガチャは言いませんが・・・
一部の高級銀塩カメラもこれに当てはまるようです。
もし、あなたが知らないうちに、あなたの使用しているカメラが、ニコン教の儀式のあるカメラかも知れません。
儀式の出来るカメラなら、儀式をしてみてはいかがでしょうか。 アニュアルレンズは、価格がだいぶ下がってきてますし、試すのなら早いうちがお勧めですよ。
個人的にお勧めは、Ai 85mm F1.4あたりがお勧めです。
今夜は、こんな話でした。 ニコンユーザーの皆さんお気を悪くしないでください。
約半世紀前から現在までの長い話でした。
モデル Nikomat FTn Ai NIKKOR 50mm F1.4付