こんにちは、ジョイ吉です。

難治性口内炎で治療を続けていた柿ピーちゃんが、9月4日深夜、亡くなりました。



柿ピーちゃんは、4日夜の9時半頃に透明の液体を吐いて倒れたので、慌ててタクシーを呼んで24時間の動物病院に駆け込みました。

すぐに何人もの先生や看護師さんが集まってきて、柿ピーちゃんは挿管されて、心臓マッサージが始まりました。

そこで、男性の先生から、

「この救命措置は1回当たり20分行います。20分経ったら1度手を止めて、それでも心臓が動いていたら、また再開します。」

と説明がありました。

1度目の救命措置のあと、手を止めたらまだ心臓が動いていて自発呼吸も再開しました。

でも、すぐにまた心拍が乱れてきたので、心臓マッサージ再開。

20分後に手を止めると、やはり心臓がまだ動いていて、先生方も皆さん、

「おぉー!!」

とおっしゃって、これはもしかしたら助かるのでは!?という雰囲気になったのですが、

またすぐに乱れてしまって。。。

もうお薬も限界近くまで入れていて。。。



そこで、やはり先の男性の先生から、

「お母さん(ジョイ吉のこと)、どこまでやりますか?」

と聞かれました。

言われたタイミングは忘れてしまいましたが、確か、救命措置の間に、2回は聞かれたと思います。

でも、ジョイ吉は、どうしていいか分からず、思うように言葉が出てきませんでした。



そこで、その先生が、他の先生と心臓マッサージを交代して、ジョイ吉の近くに来て、

「お母さん、この処置を続けると、やがて柿ピーちゃんの肋骨が折れると思います。

 今はまだ心臓が動いてるから、体も暖かいけど、やがて体も冷たくなっていきます。

 まだ温もりのあるうちに抱っこして逝かせてあげませんか?」

とおっしゃいました。

そこで、ジョイ吉が先生に、

「柿ピーちゃん、今、苦しいですか?」

と聞くと、

「はい。お薬も限界近くまで入れてて、止まろうとしてる心臓をムリに動かそうとしてるので、苦しいと思います。」と。。。

「柿ピーちゃんに触っていいですか?」

と、ジョイ吉が先生に聞くと、

「もちろんですよ!話しかけてあげて下さい!」と。

ジョイ吉が、

「柿ピーちゃん、毎朝、私の顔を叩いて起こしに来てたんです。私だって分かるかな〜?」

と言うと、先生は、

「そんな毎朝起こしに来てた子なら、分かるに決まってるじゃないですか!」

と力強くおっしゃいました。

そこでジョイ吉は、やっと踏ん切りがついて、

「最後に抱っこしたいです。出来れば最後に一緒にいるところの写真も撮って欲しいです。」

とお願いしました。



先生に、

「声はけっこう最後まで聞こえてるから、たくさん話しかけてあげて下さい。」

と言われて、最後に抱っこして写真を撮ってもらいました。





可愛い顔で逝かせてあげたくて、一生懸命口を押さえてました。

挿管されてたため、口が半開きになっていたもので。。。

最後に柿ピーちゃんと私の2人きりにして、お別れの時間もたっぷり取ってくださって、先生方にも病院にもとても感謝しています。





亡き骸も、こんなにキレイにして下さいました。

ブラッシングの時に出たという毛玉だけ保管して、昨日、柿ピーちゃんを荼毘に付しました。



柿ピーちゃんの直接の死因ですが、難治性口内炎でも誤嚥性肺炎でもなくて、おそらく『自己免疫疾患による貧血』だろうということです。

今日になって、やっと少し調べてみる気になって、ネットで検索してみたところ、このサイトに書いてあることが、先生からの説明の内容と1番近かったです。

 




猫の発症率は0.1%程度とかなり稀で、診断も他の病気の可能性を排除していって、最後に残るという感じの診断になるような病気だそうです。


今回の血液検査の結果です。


1枚目の写真の『RETIC』という値は、未熟な赤血球に関するものなのですが、これが通常より高いんです。
それなのに、貧血ということは、まず体内や体外での出血を疑うことになるのですが、それはない。
白血球数もほぼ正常で、口内の炎症も治まっていた。
誤嚥性肺炎も、治療中とはいえ、徐々に改善しつつあった。
まだブログでご報告してなかったのですが、実は柿ピーちゃん、9月2日にかかりつけの動物病院に行って、レントゲンと血液検査をしていて、肺炎も少し良くなっていたんです。


ただ、どういうわけか貧血に改善が見られないので、輸血も考えた方がいいのかな〜という話は出ていました。
でも、猫の輸血って、人間とは違って、たとえ型が合っていても拒絶反応を起こす子もいて、おいそれとやれることではないそうです。


これらの諸々から総合的に判断すると、あくまで推測ではあるけど、『自己免疫疾患による貧血』が主な死因だろうということでした。



柿ピーちゃんへのご支援の総額は以下の通りとなります。

153,000円+40,000円+23,000円=216,000円

これまでの治療費を差し引いた残額は、以下の通りです。

216,000円−79,950円−770円−4,400円−28,820円−21,164円−68,871円=12,025円





残りの12,025円は、柿ピーちゃんの火葬代に使わせて頂きました。



柿ピーちゃんのお骨は、来年の春のお彼岸の頃に、ジョイ吉の家の犬猫用のお墓に納骨する予定です。


こんなに多くの方々にご支援して頂いたのに、このような結果になってしまい、本当に申し訳ございません。
今は、柿ピーちゃんが、苦しみも痛みもない世界で穏やかに過ごしてくれていることを祈るばかりです。


最後に、まだふっくらしてた頃の柿ピーちゃんの写真を載せて、締めくくりたいと思います。
皆さま、柿ピーちゃんへの手厚いご支援や応援をありがとうございました。








9月10日(日)参加する猫たちはこちらです。↓

 
 

 日時:9月10日(日)11:00~15:00


会場:三軒茶屋 SANCHACO(サンチャコ)住所:東京都世田谷区太子堂4-6-6

 

アクセス:東急田園都市線 三軒茶屋駅より徒歩5分

 

東急世田谷線 西太子堂駅より徒歩1分 

 

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リボンご予約は不要です。

 

 

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どうぞよろしくお願い致します。

 

 

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