今朝の毎日新聞に標記の記事が載っていました。
「もっとも悪性度が高い脳腫瘍「膠芽腫」の増殖を抑える方法を、東京大のチームが見つけた。がんのもとになる幹細胞を無力化させ、動物実験で効果を実証した。臨床応用できれば、生存率の大幅な向上が期待できるという。」 → 毎日新聞記事
脳腫瘍患者のがん細胞から見つかった増殖因子「TGFベータ」。
そのTGFベータ阻害剤を膠芽腫患者のがん幹細胞に作用させたところ、増殖が抑えられた。
ドイツの企業が既に臨床試験を実施中で、今回そのメカニズムを東大チームが解明した。
とのこと。
膠芽腫は治療法が確立されていない、というか現在の医学ではまだ、治すことのできない病です。
でも新しい方法で治療が可能になるかもしれない。
東大は、再発した膠芽腫患者を対象にしたウイルス療法の臨床試験をする、という報道が8月にありました。
今回は「がん幹細胞の増殖因子」を解明です。
東大がんばってますねえ。嬉しいです。
いつの日か治らない脳腫瘍はないという日が来てほしいです。