沖縄のレンタカー不足は解消されただろうか? | to-be-physically-activeのブログ

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 休憩時間にベテランの先生とこの夏の休暇のことが話題になりました。

「そろそろ飛行機を利用して遠くまで旅行したいね。でも,航空会社やホテルはコロナ禍での需要の落ち込みによる赤字を挽回しようと必死なので,ホテル代も航空運賃も以前の2倍,3倍と高止まり状態だし,海外に旅行したくても来年の春まで様子を見るしかないね」

という結論になりました。しばらくは国内旅行で我慢するしかなさそうです。

 ところで昨年の夏頃に報道された沖縄のレンタカー不足は解消されたのでしょうか?リゾート地として魅力のある沖縄ですが,新型コロナの感染拡大の影響で観光客が激減し,レンタカー需要も落ち込んだため,レンタカー会社は保有する車の1/3ほどを売却してしまった,とニュースで報じられていました。商売道具とはいえ整備コストや保険料などコスト維持にお金のかかる車を手放さないとレンタカー会社の経営自体が破綻してしまう危機的状況だったようです。実際の数字では,沖縄のレンタカーの数はピーク時には22000台ほどあったものが,2022年4月頃は15000台まで減少してしまいました。当然,観光客が従来の数に回復すればレンタカーの数は足りなくなります。去年の夏,沖縄を訪れた人はレンタカー争奪戦となり大変な思いをした旅行者もいたそうです。需要と供給のバランスが崩れたので,レンタル料金も高騰したとも伝え聞いています。

 公共交通機関のない沖縄本島を旅行するにはレンタカーが必需品です。今年の春から夏にかけて状況は好転するのでしょうか?レンタカー不足だけが問題ではなくて,保有車を維持管理するための人手不足も深刻なようです。レンタカー会社もすぐには保有車数を元どおりに戻すことは難しいのかもしれません。状況が好転しないようならしばらくは沖縄へ観光旅行に行くことも控えようと思います。沖縄に限らず,ポストコロナのこの時期は国内どこに行ってもホテル代が高くて苦労します。

 

参考資料:NHKニュース:ビジネス特集。異例の事態:レンタカー争奪戦!?浮き彫りになった沖縄の弱点。2022年8月23日記事(小手森千紗記者)。