星組全国ツアー公演 ークラシックなスタイルで船出は順風満帆ー | to-be-physically-activeのブログ

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 この数ヶ月は東京や名古屋での公演がメインだったので,梅田芸術劇場のメインホールで宝塚の舞台を観劇するのは久しぶりです。今回は専科の凪七瑠海さん主演の星組全国公演だったので,お芝居の『バレンシアの熱い花』もロマンチック・レビュー『Passion D’Amour Again!』もノーブルでオーソドックスな宝塚の伝統的スタイルがたっぷりのプログラムで,凪七さんが大切にしている「伝統芸能」としての宝塚の舞台を堪能できました。

 3月16日の記事に,「柴田侑宏先生の作品は『うたかたの恋』でしばらくは見納めかな」などと迂闊に書いてしまいましたが,今回の『バレンシアの熱い花』も1976年の月組が初演の柴田作品ということをプログラムで読んで知りました。再演の舞台は中村暁さんの演出,音楽も吉田優子先生,スペイン舞踊を中心に振付は安寿ミラ先生が担当されており,初めて観る私にとっては新鮮な内容でした。

 全国ツアー公演がスタートしたばかりなので,瀬央ゆりあさんや舞空瞳さんをはじめとする星組のメンバーも,千葉,広島,山口,福岡と続く巡業を大いに楽しんで欲しいと思います。なんとなく桜前線を逆行するような流れですが,瀬央さんの故郷・広島市,美希千種さんの地元・市川市,都優奈さんの出身地・福岡市でどのようなご挨拶やパフォーマンスをされるのでしょう。とても楽しみです。個人的には,しばらくお休みしていた茉莉那ふみさんの元気な舞台姿を確認することができてよかったです。