オンラインの語学学習で英語力をメンテナンスする | to-be-physically-activeのブログ

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 現役時代は仕事上で英語で口頭発表したり論文を書いたりする機会が多かったのですが,2019年5月を最後にそのような機会から遠ざかりました。2020年以降はコロナ禍で人に会ったり英語でおしゃべりするチャンスも必然的になくなり残念です。定年後も趣味で英語や中国語に触れるように心がけて勉強はしていますが,読んだり聴いたりする力がどんどん衰えてきているように感じます。

 オミクロン株(BA.5 variant)の大流行で家にいることも多くなったので,ラジオの英語講座を聴いています。NHKラジオの“らじる★らじる”はオンライン学習にとても便利です。現在は“エンジョイ・シンプル・イングリッシュ”という5分間のプログラムを楽しんでいます。多読多聴を目的とした講座で,カナダ出身のDaniel Stewartさんが執筆・編集した初心者向け(CEFR A2, B1)の内容です。テキストなしでも楽しめますが,せっかくの機会なので8月号のテキストを購入しました。英語を日本語に置き換えて理解しようとせず,なるべく辞書を引かずに,興味のあるお話に集中して,わからないところは読み飛ばしたり聴き飛ばす勇気も大切・・・,とアドバイスされていてズボラな私にピッタリな語学プログラムです。

 木曜日は世界各地の民話や童話をコンサイスにまとめたお話が組まれており,8月4日はブラジルの民話で「いかにして夜は作られたのか?(How Night Came?)」というお話でした。海に棲む蛇の化身であった娘が,一日中太陽の沈まぬ国の王子と結婚したものの,夜のない世界では眠ることもできなくて,兵士を実家である海の王様のところに派遣し「夜」を探しに行かせるというショート・ストーリーでした。夜の世界に君臨する大蛇や密林の獣たちも登場する太陽の国ブラジルならではの民話だと思います。新婚の妻が夜の世界の到来を恋しく思う気持ち。なるほど・・・,大人には大人なりの理解の仕方で物語を楽しむことができました。

 関根麻里ちゃんが番組ナビゲーターとして加わっていますが,彼女の声が聞けるのは最初と最後の数十秒だけでした。彼女の英語の朗読も聞いてみたいです。