息子が現在オーストラリアに留学中です。
彼は2023年3月に日本の大学を卒業し、その年の9月からオーストラリアの大学院へ留学しています。
なぜオーストラリアを選んだのか?
最初からオーストラリアを選んだわけではなく、大学院留学すると決めてから、どこの国の大学院が良いか?からスタートしました。
確か彼が大学2年くらいの時に、どこの国がいいか探し始めました。
前回は最終的に留学先をオーストラリアの大学院に決めた1番の理由を書きました。
質の高い教育の大学にそれほど高くないGPA(成績)で出願できると言うのが最大の理由でした。
2番目の理由として、1番目の理由と重なる部分はありますが、出願がしやすい点があります。
オーストラリアの大学・大学院への出願は、成績がアメリカ、カナダと比べるとそれほど高くないGPAでもレベルの高い大学・大学院に出願できるだけではなく、出願書類も多くなく、
- 卒業証明書(在学中の場合は卒業見込証明書)
- 成績証明書
- 英語のスコア証明書
基本、この3点でどこの大学も出願できます。
*大学、学部によっては他にも必要な書類もありますので、必ず自分で確認してくださいね。
アメリカ、カナダですと、GRE/GMATのスコアが必要だったり、アメリカ、カナダ、イギリスは、推薦状や志望動機書等が必要だったりします。
試験は対策が必要です。
そして、英語の推薦状!?、誰に書いてもらうの?って思いませんか?
お願いするとしたら、大学の教授ですが、でも英語で書いてくれるかしら?って思いますよね。
そう言ったちょっと面倒なものが一切なくても出願できるのは、オーストラリアの大学・大学院の良い点であり、選んだ理由の1つでもあります。
そして、更にですね、条件付き合格(Conditional Offer)と言うものがあり、例えば、上記にある3点のうち、英語のスコアが大学の求めるスコアに届いていなかったとしても、条件付きで合格をもらえるのです。*例外の学校もあります。
つまり、例えばIELTS6.5以上必要な学部に出願するのに、現時点でIELTS5.5のスコアしか持っていなくても、出願要件のGPA(成績)が、満ち足りていれば、出願できます。そして、条件付き合格をもらえます。
条件付き合格の通知には、IELTS6.5を取得したら正規合格をもらえますみたいなことが書かれています。
または、その足りないIELTSのスコア分を提携の語学学校に○○週間通うことで、正規合格に繰り上げますと言った2つの方法で、条件付きから正規合格になります。
英語は得意だけど、テストではスコアが伸びない人であれば、語学学校へ通うだけで(費用は増えてしまいますが)、正規合格になるなんて、素晴らしいシステムだなと思いました。