お金との付き合い方 | 小さな会社の成長戦略

小さな会社の成長戦略

マイナスから起業して1年で利益を1100万円出しました。
それから小さいながら安定して年間3000万円以上の利益を出し続けている戦略を紹介していきます。

こんにちは。 とばひろです。

今回はお金との付き合い方です。

起業して会社が軌道に乗り出すと、思わぬ大金が転がり込むことがあります。

収入は徐々に上がればいいのですが、一気に上がってしまうと、その人をだめにしてしまうことが多いものです。

特にサラリーマンから起業した人は、金銭感覚が全く違うので要注意です。

私のまわりにも、それまで地道に自分の仕事に励んでいたのに、思わぬ大金が入ったことで人生が変わってしまった先輩がいます。

毎晩、街に出かけて高級クラブなどで散財して、人と接するときも、以前のような温和な感じとは違ってしまいました。

一方で、その大金目当てに揉み手で近づいてくる怪しい人も山ほどいました。

そして、その怪しい人たちの口車にのって、冷静に考えればどう見てもおかしい商売や投資に手をだして、最終的には自己破産してしまいました。

こういった話はよく聞くはなしですが、現実に思わぬ大金を手にすると、お金の魔力にやられて自分を見失いがちです。

私もなんとなく分かります。

私の場合は、運よくというか、起業当初は、猛烈に忙しく、資金難で大変だったので、散財する暇と余裕がなかったのでよかったように思います。

それでも、最近は、サラリーマン時代と金銭感覚が違ってきているなと自分でも思うときがあります。

たまに、調子に乗って大金を使ってしまったこともあります。

会社が軌道に乗り出した経営者の最初の関門ではないでしょうか?

今まで縁がなかった大金が、自分の手元にあって、周りから「社長、社長」とおだてられると、どうしても舞い上がってしまいます。

せっかく事業は順調なのに、結局、自分を見失って散財してしまい、倒産してしまうというパターンは結構あります。

みんな頭では分かっているのでしょうが、結局自分を見失ってしまいます。

しかし、それほど「大金の魔力」というのは強く、怖いものです。

これから、起業する人、起業して軌道に乗り出した人に肝に銘じてもらいたいと思います。

思わぬ大金を手にしたとき、本当に気を引き締めて下さい。

自分は大丈夫だとは思わないことです。

それくらい「大金の魔力」は、強力です。