今日も

ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

恋愛のたぐいは、

年齢を経ても変わらない。

 

 

僕なりに

感じていることですが、

 

 

”恋”は7、8歳からはじまって、

80歳になってもなくなることは

ありません。

 

 

若者や大人は、

子供たちが好きで会うのを

見てしのび笑いをし、

 

老人の恋には

まゆをひそめます。

 

 

しかし、どちらの反応も

なにかおかしい。

 

 

たしかに、こどもは恋をしても

カップルになったり、性的関係を

むすんだりすることはまだ難しい。

 

 

老人のほうも、

世間的なことを気にして

一歩を踏み出すのを躊躇う。

 

 

しかしどちらの世代でも、

恋愛感情は変わりません。

 

 

ふるえ、希望、期待、欲望

出会いのときの至福感、

苦い失望。

 

 

人間の心の基本的な特性には、

年齢に伴う変化はありません。

 

 

肉体的、社会的な可能性が

変わるだけです。

 

 

ですから、

老人を外見だけで判断するのは

間違いであって、

 

 

内部はかつてと変わらず、

記憶も同じなら、

 

満たされない欲望も、

夢も希望も同じである

ということ。

 

 

身体の機能低下は、

物理的な障害を生むだけです。

 

 

つまり、

老年期になったからといって

自我が変化するわけではなく、

 

いうことを聞かない身体に

閉じ込められた精神が、

不自由を感じるだけ。

 

 

それを苦痛と思うのは、

女性のほうが多いように

思います。

 

 

理由は、男が異性の美に

とらわれやすいからです。

 

 

 

欲望”というのは

安易に消えるものではなく、

 

たとえ身体が不自由になっても、

愛やねたみや嫉妬や恐れは

変わることがありません。

 

 

 

精神はいつまで経っても

衰えることはない。

 

 

 

そこで、”若返りたい”と

切に願う人はいますが、

 

 

それは、愚かでぶざまで

未熟だったかつての自分に

戻りたいのではありません。

 

 

夢も欲求も、積み上げてきた

知識ももった現在の自分を

まったく失うことなく、

 

若さだけを取り戻したい

という願いです。

 

 

身体だけを、力や美に満ちた

若い頃の自分に戻したいという

願い。

 

 

こんなふうに、だれでも再生を

願っているのだから、恋愛への

欲求も消えることはありません。

 

 

 

恋愛は再生であり覚醒である

 

 

 

人は恋に落ちると、周囲を見る目も

まるで子供のようになり、不思議な

驚きで満たされます。

 

 

 

人生を謳歌しようという、

激しい喜びがわいてくる。

 

 

 

それは、いくつになっても

変わることはありません。

 

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。