今日も

ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

今の時代、結婚について

悩む方は多くいらっしゃいます。

 

 

数十年前とは違い、昨今では、

”結婚をしない”という選択は

決して珍しいことではありません。

 

 

結婚という契約をした場合、

二人の関係が親族などの

監視下におかれるだけでなく、

 

法律によって

『国家』という最大の権力者の

管理監督の下でがんじがらめに

拘束されることになります。

 

 

つまり、結婚というのは

二人の気持ちの確認ではなくて、

 

二重三重に、

外側から関係の解消を防止する

装置のようです。

 

 

冒頭から否定的なことを

書いてしまいましたが、

 

御不快な思いをされた方が

いましたら申し訳ありません。

 

 

 

逆に結婚のいい点とは、

子育ての為の保証が

あることでしょうか。

 

 

もちろん、

素晴らしい面は他に

たくさんあります。

 

 

それは重々承知の上、

あえて現実的なことを

書かせて頂きます。

 

 

結婚をすると、

もれなく”拘束と束縛”が

付いてくるわけですが、

 

 

実は、知らず知らずのうちに

多くの人はそれらを求めている、

ようにも思えます。

 

 

”拘束と束縛”なんて

ほとんどの人が嫌うはずなのに、

どんなときにそれを願うのでしょうか。

 

 

 

一つは、人間のなかで

一番の恐怖である

孤独からの解放”です。

 

 

 

いったんは

一緒に長く暮らしていけると

思った相手が、

 

突然、気持ちが変わった

と言って、勝手に関係を

解消されては困ります。

 

 

しかし、

人間の心変わりとは

時に非情です。

 

相手を孤独の

地獄に突き落とします。

 

 

当然、そんな勝手なことを

してもらっては困るわけです。

 

 

なぜなら、

孤独こそ人生最大の障壁だから。

 

 

そこで、

結婚をすれば簡単には

関係を解消できなくなり、

 

突然の孤独という

人生の危機を回避

できる保険になります。

 

 

 

人間は

愛が永遠に続いたらいいと

思っていながら、

 

 

もう一方では、

そんなに長く愛が続くわけ

ないことを、

 

実はよく知っているのかも

しれません。

 

 

 

そうなると、お互いに

楽しいことしかないという

雰囲気のときに、結婚をする

というのは、なかなか危険な

保険契約かもしれません。

 

 

 

なるほど、今すぐに結婚をせずに

当分、自由に生きていきたい”、

という人がいることも頷けます。

 

 

 

結婚とは、

幸せのシンボル”というよりも、

不幸や困難を支え合うシステム

というほうが適切に思えます。

 

 

その自覚を持たないまま、

孤独が嫌”という理由だけで

結婚するのは非常に危険です。

 

 

 

本当は、お互いがどういうことを

結婚に期待し、どういうことを結婚に

伴う労力として引き受けるのかを、

確認した方がいいように思いますが、

 

 

それは、なかなか難しいと思います。

 

 

 

なぜなら、

人間愛し合っている最中は、

そんな契約書なんてまったく

必要ないと思ってしまうから

です。

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。