今日も

ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

他人から『あなたは幸福です。』

と言われても、本人が幸福だと

実感していなければ、幸福とは

言えません。

 

 

その為に、

毎日少しずつでいいから

小さな幸せを見つけなさい。

 

そうすれば、

段々と人に感謝の気持ちが湧き、

今のままでも十分に幸せである

ことに気付くでしょう。

 

 

確かに、ごもっともです。

 

 

しかし、これもなかなか難しく

途中で挫折する人もいます。

 

 

その理由の一つとして、

自分は幸せではない』と

はっきり認識した方が、少なくとも

余計な”モヤモヤ”はなくなるので、

とても都合がいいわけです。

 

 

ですから、人間というのは

言うほど不幸が嫌いではない

ような気がします。

 

 

むしろ、自ら『不幸』を

望んでいるときさえあります。

 

 

家族や仕事”に

十分に恵まれている人というのは、

イメージとしては最高に幸せな人です。

 

 

そして、

このイメージこそ、他人との比較や

社会が提供する幸福物語に従った

捉え方のように思います。

 

 

ならば、独身で仕事が順調、

経済的にも十分に恵まれている

人は幸せではないのでしょうか。

 

 

ごもっともなことですが、

本人が幸せと実感しているなら

それは間違いなく幸せであって、

 

自分が独身ということに対し、

過剰なまでに不安を感じているなら、

幸せとは言えないのかもしれません。

 

 

ただ、社会の”幸福物語”を

気にするあまり、自ら不幸を

探すようなことになると、

 

 

こんなに恵まれているのに

幸せと感じないのは、自分の

考え方や感じ方に問題がある、

と思わせることにもなります。

 

 

そうやって、

自分の思考や感情を

否定的に捉えていけば、

 

自分の人生が

よく分からなくなってしまう。

 

 

そして、心が重たくなり

人生がつまらなくなる。

 

 

 

そもそも、幸福は手に入れる

目標のようなものではないと

僕は思います。

 

 

こうすれば手に入るなんて、

誰も言えないのでは

ないでしょうか。

 

 

だとすれば、自分は幸福か不幸

などというこだわりを捨て、

 

ただ正直にやりたいことをやって

やりたくないことはやらない、

 

 

そうやって、素直に自分の感じる

ものを優先する方が、心が軽くなる

ような気がします。

 

 

それが、幸福に繋がるという保証は

ありませんが、決して”不幸”だとも

言えないはずです。

 

 

とはいえ、やりたいことをやって

やりたくないことをやらないが、

最も難しいことのように思います。

 

 

自分が何をしたいか、

何をしたくないか、

 

考えれば答えはすぐに

出てきそうですが、

 

 

本当にそれでいいのか”という

思いが僕達を悩ませるからです。

 

 

まわりの言うことを気にせずに、

自分が納得する選択を積み重ねて

いくのはなかなか大変で、

 

そこには孤独との戦いもあります。

 

 

ですから、この世界では

まわりに合わせている方が

”楽”であり、安心なわけです。

 

 

しかし、楽、安心の”代償”として

自分の人生がよく分からなくなり、

幸福を実感できなくなってしまう。

 

 

ここに、僕達人間が

不幸もまんざらではない

と思う理由がある気がします。

 

 

 

ならば、”勇気を出して

好きな道を選ぶべき

ということになりますが、

 

 

少し前にもお伝えしました通り

それは最も難しいことであり、

 

誰もが即日から

簡単にできることでは

ありません。

 

 

途方もない迷路に思えますが、

こうした何かに捉われている

ときというのは、

 

たいてい冷静さは欠け、

見落としがあるものです。

 

 

ですから、自分のことは

一旦保留して、

 

自分以外の誰かや何かに

関心を向けてみる、というのも

いいかもしれません。

 

 

そうして一旦離れることで、

冷静に自分を俯瞰してみる

ことができます。

 

 

また、たいていそうしたときに

思わぬ出会いや思わぬ閃き

というのはあるもので、

 

 

 

その偶然の出会いが

もしかしたら幸福という賜物を

もたらしてくれるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。