今日も

ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

仕事こそ『私の生き甲斐』

と言っていたような人が、

 

急に仕事をするのが嫌に

なってしまった、ということが

あります。

 

 

成績もよく、どんどん昇進し、

課長まで上り詰め、さあこれから

と思っていたのに、仕事に対して

興味がなくなってしまう。

 

 

そうなってくると、

今迄やってきたことが

何だか馬鹿らしくなってきて、

自分が無価値な人間のように

思えてくる。

 

 

また、周囲のよく働く人を見ると、

羨ましいと思う反面、なんだか

醒めた気持ちになる。

 

 

これは、中年期の

抑うつ症の一つの例ですが、

 

今迄、自分を支えてきた仕事が

一転して大変な重荷となる原因は、

何なのか、

 

 

ここで”たましい”を

考えてみたいと思います。

 

 

あくまでもイメージですが、

心の下に”たましい”

というものが存在していると

考えれば、

 

心の支えになっているものは、

たましいの上にのっかっている

ので、それが大きくなるほど、

たましいの方は重荷に感じて

しまう。

 

 

では、たましいとは何か。

 

心でさえ

よく分かっていないのに、

たましいはなおさらです。

 

 

物体として

そこにある訳ではない。

 

 

しかし、心があると仮定して

話しをする方が便利なように、

 

それよりもう少し

深く考える場合は、

 

心の下にたましいがあると

考えた方が便利なことが

多いです。

 

 

たましいの特徴は矛盾に

満ちています。

 

 

僕達は心の中に矛盾が

存在することを嫌うので、

 

たましいの方は矛盾を

抱え込えこんでしまう。

 

 

たましいは

個別的”であると

共に、”普遍的”です。

 

 

これまで

大いに頑張ってきた

仕事から離れてみて、

 

仕事のできない人にも

いいところがある、と気付いたり、

 

家庭の中にも生き甲斐があると

感じられるのは、

 

たましいが発信してくれている

いるからだと思います。

 

 

たましいに頼ることによって、

普遍的な繋がりがででてくる

わけです。

 

 

その発信は人によって異なるし、

解決法も人によって異なるところは、

極めて個別的だと言えます。

 

 

 

たましいとか潜在意識とか、

どこにあるかもよく分からない

と指摘されてしまいそうですが、

 

 

今迄、真面目に”わけのわかる”

解決策をいろいろと考えて、

どれもうまくいかずに余計に

苦しんでいるなら、

 

 

道筋立てて考えることをやめ、

今迄、自分の心を支えてきてくれた

基盤が、実はたましいという存在の

上にのしかかって重荷になっている

と考えてみてはどうでしょうか。

 

 

そうなると、たましいの方に

もう一つ強い支えを作らねば

なりません。

 

 

そんなイメージの世界に

遊んでみることの方が、

 

 

はるかに早く解決策を

生み出すと思われます。

 

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。