今日も

ご覧を頂きまして

ありがとうございます。

 

 

 

 

家族関係で

悩みを抱えている人は

多くいらっしゃいます。

 

 

自分は、

会社の社長として

何百人と従業員を

束ねているのに、

 

息子のことになると

少しも思い通りにならない、

と悩む方。

 

 

中学校の教員で、

進路相談ではすこぶる

評判のいい先生が、

 

子供が

学校に行かなくなり

悩んでいる。

 

 

このような事実を

聞いて思うことは、

 

 

職業や社会的に関する

仕事は大変だが、

 

家族のことなどは

簡単にできるはずだ、

 

という思い込みがある

のでは、ということです。

 

 

僕は、これに対して、

家族のことは非常に

大変な仕事で、

 

職業や社会的な仕事を

上回るのではないか”、

と数年前から思っています。

 

 

 

家族のことがこんなにも

難しくなるのには、当然

理由があるわけです。

 

 

身内だから

分かってくれてあたりまえ

という決めつけや

甘えや依存もそうですが、

 

 

一番の原因は、

社会の変化があまりにも早く、

多文化の影響を受けることも大きい、

 

その為、これまでの

お決まりの方法によって

事をはこぶことができない、

ということが考えられます。

 

 

社会の変化が激しい時は、

両親は子供に対して優位を

保つことが難しくなります。

 

 

柔軟な子供の脳は、

新しいことをどんどん

吸収していく為、

 

両親の知識をすぐに

上回るはずです。

 

 

今の時代、

”子供が親の生き方に

従って生きていると安心”、

ということはないのかも

しれません。

 

 

そうなれば、

そこに『ハウツー』的なことを

言うのは、ほとんど不可能に

なってきます。

 

 

 

このような変化の問題は、

職場にもあります。

 

 

しかし、組織で見ると、

古い体質を温存している

部分も多々ある為、

変化の仕方はゆっくりです。

 

 

それに、社会の中では、

人はある程度は自分を

抑えてでも、人間関係を

維持しようとしたり、

 

それなりの礼儀や

”利害関係”もあるので、

何とか上手く動いています。

 

 

ところが、家族においては、

僕達はもっと自分の気持ちに

対して”率直”です。

 

 

それこそが

”家族の良いところ”

と言えますが、

 

 

そうなると、子供も親も

それぞれが自分の考えや

感情を生のままで出して

くることになります。

 

 

 

昔の父親は、

”家族が食べていける”

だけの稼ぎをすることで

十分に役割を果たしていました。

 

 

それが、現在では

対話』も求められる

わけです。

 

 

ですから、こうして見ていくと、

如何に家族関係のことが

大事業”であるか、

ということが分かります。

 

 

 

職場だけでも大変なのに、

家に帰って休息どころか、

更に大きな仕事など

できるはずがない、

 

と思われるかもしれません。

 

 

事実、

社会的には尊敬されていても、

家庭の事業は手抜きという人も

います。

 

 

それぞれの生き方があるので、

善し悪しは論じられませんが、

 

できれば両方する方が

楽しいのではないでしょうか。

 

 

 

何かに

正面から取り組んでいるとき、

 

人間のエネルギーは

不思議と新しく開発されます。

 

 

 

何故そうなるのか、

 

それは

覚悟の差”ではないで

しょうか。

 

 

 

もちろん、言うのは簡単で、

行うことは難を極めますが、

 

 

 

家族関係のことが

大事業である

 

という”覚悟”を

持って取り組めば、

 

 

”家族を制すること”は

可能になると僕は思います。

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読み下さり

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

今日、来てくださった方との

出会いに感謝いたします。