京都(Kyoto Station～Gion)

昨日今日にかけて、所用で三島に行ってきました。

金欠なので新幹線を使わずに普通で行きました。超しんどいんですけど(∵)

帰りは京都に寄りました。久々の京都～♪

授業で使う本を買い、河原町までテレテレと歩きました。

河原町エネルギッシュな町です。観光客多っ！と思ったら祇園祭でしたね。

先斗町をフラフラしてきましたが、韓国・中華・インドなどの民族料理店が町の調和を乱していて残念でした。ここに民族料理店を開く図々しさにドン引きです。

それから鴨川でボーっとして、八坂神社へ。

祇園祭で使う神輿が展示されていました。うーむ、豪華絢爛。

お参りして、祇園のスタバで休憩。買った本を読みながらウトウトしてしまいました。昨日今日で何百キロ移動したんだろう…。

疲れました。でも、やっぱり京都はすごくいいです。

九龍寨城(Kowloon Walled City)

昨日、大学の図書館で『九龍城砦』という本を借りてきました。

廃墟の写真で有名な写真家・宮本隆司さんによるフォトブックです。

いやー、僕は廃墟フェチ、なんですよねぇ。前にも書いたような気もしますが。

九龍城砦は、かつて香港にあったスラム街です。スラムといっても小さなバラックが無数に立ち並んでいるのではなく、縦方向にスプロール化しているちょっと特殊なスラムです。

かつて、香港はイギリスの租借地だったわけですが、九龍城砦だけが租借地から除外されていました。飛び地です。

当時は清の役人が九龍城砦に常駐していたそうですが、イギリスの圧力により追放されてしまい、それ以降はイギリスの法律も清の法律も適用されない真空地帯と化しました。そうした状況は、清朝が滅びて中国が成立してからも続きました。

こうした事情があり、文化大革命などで中国から逃れてきた難民や、香港で開業できない医師・歯科医師（香港で開業するにはイギリスの免許が必要）などが九龍城砦になだれ込みました。中国で生活できない人、イギリスで生活できない人にとって、九龍城砦は文字通り最後の「砦」だったわけですね。

九龍城砦から一歩でも外に出ればそこはイギリスの法律が適用される場所。それ故、必然的に九龍城砦は縦方向に伸びていきました。建築法も何もないので無秩序に増築され、それが何とも言えない妖しい雰囲気を醸し出しているんです。もちろん内部は完全に迷路化しています。

「九龍城砦に入ると二度と出られない」

複雑な構造と治安の悪さからこう言われていたそうです。とても東京ドームより狭い空間とは思えない。

宮本さんの本に、九龍城砦に40年ぐらい住んでいるおじいさんのインタビューが載っていましたが、40年住んでいてもどこに何があるのかよくわからないとか。

治安に関しては1970年頃から自警団が組織されていたようなので、それほど危険でもなかったという説もあります。

誰かに管理されていたわけでもなく、軍艦島のように誰もが同じ仕事に従事していたわけでもないある意味自由な街。マフィアも医者も労働者も技術者もいて、希望や絶望や明るさや暗さを全部ぶち込んだ混沌とした世界一人口密度が高い街。九龍城砦からは、「廃墟」という枠にはとてもおさまらないパワーを感じます。

九龍城砦は1994年に取り壊されました。そして、1997年に香港は中国に返還されます。

経済成長を続ける中国にとって、九龍城砦は負の遺跡だったのかもしれません。しかし、特殊な環境の下で特殊な発展を遂げた九龍城砦から学ぶものは多いように思います。ぜひ残してほしかった。そして、一度でいいから行ってみたかったです。

現在、跡地は公園になっています。

パワーストーン

爽健美茶［五穀］を買ったらオマケにパワーストーンがついていました。

なぜパワーストーン？
あえてのパワーストーン？？



『妄想企画会議～爽健美茶のオマケ編』

部長「ううむ、爽健美茶のオマケ、一体どうしたものか…」

部下「部長、伊右衛門の手ぬぐいに対抗してハンカチなんてどうでしょうか？」

部長「…誰でも外に出るときはハンカチぐらい持っていくだろう。外出先で爽健美茶を買う度にハンカチが増えても邪魔になるだけじゃないのかね？」

部下「自分、ハンカチ持ってません」

部長「………」

（ガチャ！）

OL「た、大変です！先月中国に発注したペットボトルなんですが、間違えてパワーストーンを船積みしてしまったと連絡が！」

部長・部下「それだ！」