この冬に向けてコロナのワクチンも本格的に動きはじめそうです。
ワクチン接種を打てば「コロナ にかからない!」と思いがちですが、実はそうではありません。
ワクチンの種類によっては感染予防以外に、重症化予防、発症予防、、など予防効果も様々です。
例えば、インフルエンザワクチンは、感染予防よりも重症化予防に重点が置かれています!!
今回のコロナワクチンですが、「発症予防効果」が既に確認されています。しかし、我々がワクチンを打つ時点では、感染予防効果や集団予防効果は確認されないと思われますので、これまでの感染予防対策(マスクやソーシャルディスタンス)は今まで通り気をつけましょう。
(厚生労働省資料)
ワクチンは薬と同じで、必ず「副反応」と呼ばれる副作用が認められます。
新型コロナワクチンの治験に関する論文報告によると、倦怠感、不快感、筋肉痛、頭痛等が高頻度(数十%以上)で発現するようです。
また、接種した場所の局所反応(赤みや硬さ)も強く出ることがわかっております。
(厚生労働省資料)
免疫の持続効果についてもまだはっきりわかっておらず、今後の研究成果次第で複数回接種になることも考えられます。
ワクチン開発は日進月歩ですが、わかっていない部分も多いため、ご自身でできる「感染予防」は引き続き徹底しましょう。