1年前の今日、アメリカの大学院を卒業しました🇺🇸














ニューヨークでは無事明日を迎えられるかというような毎日を過ごしていましたが、なんとか2年間のプログラムを終えMPHホルダーとなったわけです✒️






MPHとは、医療界のMBAと言われる学位のことで、アメリカの医療機関や医療関係機関で昇進しようと思うと、必ず必要なくらいメジャーなものです😊






アメリカにはプロフェッショナルスクールというものが3つ存在します❗️






弁護士など法律のプロになるための法科大学院 law school 






今や経営者の当たり前となったMBAなどを修得し、経営のプロになるための経営大学院 business school 






そして、医療政策、医療経済、健康管理学、社会行動医学、環境医学など、幅広いステークホルダーを統合する総合力を養う公衆衛生大学院 school of public health






です🎓







日本にはロースクール、ビジネススクールはありますが、公衆衛生大学院はほとんどありませんね🙄







公衆衛生は予防医療と密接に関係する大切な分野です❗️






しかし、日本の予防医療はアメリカの30年遅れているといわれる通り、予防医療を担う人材を育てる学校・土壌がまだないのです🌀






だから、現場で医療をやっていて予防って大切だなと思うことは多くても、当のお医者さんって病気の予防法ではなく治療の仕方しか知らないのですね🙄     







白い巨塔の財前五郎が、自分が専門のガンで亡くなってしまう。健診センターで健康指導してる先生が太り過ぎ…これらがまさに典型ではないでしょうか🙄







私は、






日本より30年進んでいるアメリカの予防医療・公衆衛生ってものを学びたい❗️




と思い






アメリカに28歳で降り立ったわけです。予習が当たり前でディスカッションが中心の授業に悪戦苦闘しました🇺🇸が、








そこで得た知識・視点は目からウロコが落ちることばかり👀  自分が偏ったデータや知識に振り回されていることに気づかされました🌀






様々なことを学びトレーニングを積んで、1年前の今日、晴れて卒業し、米国公衆衛生学修士号を取得しました🎓







MPHホルダーとなって日本の医療を一年見て思うのは、






情報を立体的に見る。  つまり、ヘルスリテラシーが、日本人に足りてなくて、しかもそれが病気予防や健康を考える上で重要ということです❗️






そんなヘルスリテラシー、日本でも市民権を獲得する日が来るのでしょうか😳   







ヘルスリテラシー、予防意識向上のために、MPHホルダーであり、医療の第一線に身を置く私ができることを、愚直に取り組んでいこうと決意を新たにする今日でした👨‍⚕️