脊柱側弯症とは | 脊柱側弯症 正しい知識を!

脊柱側弯症 正しい知識を!

脊柱側弯症に関することを書きます。
なので、あまり更新しません。

脊柱側弯症(せきちゅうそくわんしょう)とはどんな病気なのか説明します!

通常、背骨は正面から見ると真っすぐですが、この病気は背骨がS字にねじりながら、曲がってしまう病気です。

超簡単に言うと、背骨が歪んでしまう病気です。
悪化すると心肺機能に悪影響します。


この病気は、必ず脊椎の専門医がいる病院に診てもらいましょう‼︎

整体やカイロプラクティックなどはだめです!


 側 湾 症 と書くのは間違いです。
 正しくは 側 弯 症 です!



見た目で分かる症状

・両肩の高さが違う

・腰(骨盤)くびれが左右で違う

・両肩甲骨の位置が違う

軽度(25度未満)の場合は分からない事が多いです。

側弯症は痛みなどの自覚症状は、ほとんどありません。
多少の腰痛はありますが、特別な痛みはありません。


側弯症にはいくつかのタイプがあります。

「機能性」・「先天性」・「特発性」・「疾患によるもの」があります。
脊椎側弯症の患者全体の、約80%が特発性です。
機能性のタイプは、特に心配しなくて良いと思います。


ここでは「特発性」について書きます。

原因は不明ですが、遺伝子(子供に遺伝する事はあまりないです)、女性ホルモンの影響、などが今の所考えられてる原因ですが、まだはっきりとした原因は分かっていません。

姿勢が悪いからなる訳ではありません!‼︎


発症時期によって分かれます
・乳幼児期・学童期・思春期に分かれます。


思春期に発症する患者がもっとも多いです。
小学校の高学年~中学生時代に発症すると考えて下さい!

成長すると共に、側弯も進行しやすいです。

そして思春期の側弯症は、男子より女子が多い疾患です
男子の5倍~7倍とされてます。


側弯の進行(角度)には個人差があります。
あまり角度が進まないで終わる人もいれば、急速に進行してしまう人もいます。


進行するタイプか、しないタイプかの判定する方法はまだありません。

なので早期発見し、定期的にレントゲンを撮り、急に進行してないか見逃さない事が大切です。


約40度以上ある場合、成人になっても進行する事が分かっています!
なので、角度が大きい人は大人になっても要注意です‼︎
なので成人後も、定期検査を受けましょう。

学校の内科検診や、健康診断で側弯症の疑いがあると言われたら、必ず病院に行き、検査を受けましょう!