産めないから、もらっちゃった! | ターナー症候群として生きる

ターナー症候群として生きる

日常生活に支障は無いものの難病。
そんな狭間なアラサーの日常。

前に出版された本なのですが、

産めないから、もらっちゃった!

と言う本を読みました。


特別養子縁組について書かれています。


作者のうさぎさんは、両親の離婚を経験し、継母に育てられました。
今で言う、ステップファミリーです。

結婚し、特別養子縁組でお子さんを迎えます。

事情は違えど、血が繋がらない家族を、子どもとして、そして親として、双方の立場を経験したうさぎさん。


うさぎさんは、ご両親の口から母親が継母であることを聞く前に、周りから耳に入ったそう。
そんな経験から、子どもには何でも話そうと決めたうさぎさん。

そんな姿が、真摯に子育てに向き合っていて、そして何より血の繋がりが無い事が悪いことではないんだ、血の繋がりが無くても「私がママです」と胸を張って良いんだと思わせてくれました。


また、うさぎさんのご両親は、「臭いものには蓋をする」タイプだそうですが、私の母も同じ。
都合が悪くなると「黙れ」と、親の権力を利用してねじ伏せ、「子どもは知らなくて良いから」と言う態度を取ります。
でも、幼いながらに母が隠していることは筒抜けなんですよね。

しかし、うさぎさんは子どもを迎え、親子の関係も改善。

そんな姿が書かれており、親子関係の改善という意味でも、子どもは欲しいなと思わせてくれました。
(もちろん、私自身が子育てしたいのが一番ですが。)


他にも、凄く凄く考えさせられる本でした。