気づく | 帝京長岡高校女子サッカー部 活動ブログ

帝京長岡高校女子サッカー部 活動ブログ

練習風景・試合結果・日々の学校生活等を中心に掲載します

こんばんは!


今日のメニュー
・リフティング
・ヘディング
・ボールキープ
・1対1
・2対2
・3対1
・4対2
・ゲーム



私は2週間前から怪我人をしています。
入学して初めて怪我人になって、練習中に周りのサポートをしたり、練習を外からみたりする中で感じることがたくさんあります。


例えばチームのサポートをしているとき。
怪我人には練習メニューに必要なマーカーを置く、チームの荷物を片付けるなど、やるべきことがたくさんあります。


練習を効率よく進めるためには、一人一人が自分のできることを早く見つけ、早く行動に移さなければなりません。ですが、今のこのチームには言われないと行動できない人、気付いていても行動しない人、気付かない人がいると思います。


ついて行っているだけの人が一人でもいては、そのチームは強いとは言えないです。入学して5ヶ月が経ちましたが、1年生の中にはそのような人がまだたくさんいると思います。私も自分から行動することを意識していますが、松野先生や2、3年生に指摘されてからでないと気付かないことがあります。

私たちは女性です。男性よりもパワーやスピードはありません。その分、他の部分で上回らなければなりません。
細かいところに気づき、言われたことを素直に受け入れ、繊細にやる。


サッカーでも同じです。相手に裏を取られないためにもう2歩下がって準備する、トップの選手と関わってプレーするためにもう少し角度をとる、
味方の右足にパスをつけたいのなら50センチもずらさないなど、とても細かいことかもしれませんが、試合の勝敗を決める重要なことです。


男子サッカー部の試合を見ると、パス一本のスピードや質はとても高いです。簡単にボールを失わないし、失ってもすぐに全員で回収します。
ですが、そんな試合の中で勝敗を決めるのは一瞬の隙を突いた裏へのボールからのシュートやセットプレーです。


どんなにパスやドリブルが素晴らしく、美しいサッカーをしていても、そのような隙があっては勝てません。相手に隙を見せないためにも、相手の隙を見つけるためにも「気づく」ことは絶対に必要なことです。オン・ザ・ピッチでもオフ・ザ・ピッチでも一人一人がもっと「気づき」、行動しましょう。


ただ船に乗っているだけの人は要りません。
「誰かがやってくれるだろう」
「少しくらい大丈夫だろう」
そんな甘い考えがある人は今すぐに捨ててください。


「このチームで日本一がとりたい」
「今の3年生と少しでも長くサッカーがしたい」
「松野先生を日本一の監督にしたい」


全員がこういう思いで毎日トレーニングに取り組んでいれば船はもっと早く進むと思います。
まだ1年生の中には甘えてる人が沢山いると思います。誰に何を言われようとやるのは自分です。言われてばかりの1年生ではだめです。
もっと全員が自分がチームを引っ張るという気持ちでトレーニングしましょう。


最近、怪我人が増えています。予防できるようにしっかりケアをしましょう。



1年 川本 美羽