PAD+E | 帝京長岡高校女子サッカー部 活動ブログ

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練習風景・試合結果・日々の学校生活等を中心に掲載します

こんばんは!



みなさんはプレー中、どのようなことを考えてアクションを起こしていますか?

【PAD+E】

私がこの期間に読んだ本にこの言葉について書かれているページがありました。

これはサッカー選手がアクションを起こすまでのプロセスを示すもので、

PERCEPCION(認知)
ANALISIS(分析)
DESICION(決断)
EJECCION(実行)

というスペイン語の単語の頭文字を取ったものです。

選手はプレー中に自分の周りのどこにスペースがあり、味方や相手が何をしようとしているのかを認知し、得た情報から今自分がどこに動けばいいのか、自分がどんなプレーを選択すれば良いのかを分析します。そして、それをもとに自分のプレーを決断、実行します。

上手い選手は周りの事を素早く認知し、そこから正確な判断をし、自分のテクニックを使って実行します。
これらの事を11人全員が出来ていればボールを失う事はありませんし、負ける事はないと思います。

ですが、今私はこの4つのプロセスを素早く、正確に出来ていないと思います。
特に、私にはDESICION(決断)の部分が欠けていると思います。自分の周りの事をどれだけ速く認知してより多くの事を分析しても、その状況にあった正確な判断が下せなければ意味はありません。


私はペナルティーエリアなどの比較的ゴールに近いところでボールを持った時に、シュートを打つという決断を下せない時があります。
ここからサイドネットに高さのあるボールを蹴れば入るかもという分析をしても、隣にフリーな味方がいれば、こっちの選手にパスを出した方が確率が高いかもなとどと色々な事を考えて、結局タッチ数が増えて決断が遅くなり、相手に寄せられるということがあります。


どっちの選択の方が良いかなどは実際に両方ともやらないとわかりませんが、上手い選手は過去の経験などからより良い判断を素早く下します。


しかし、私の場合は迷った結果、実行できてないので今後のプレーには繋がりません。
チャレンジしないで何も得られないよりも、チャレンジして失敗しても次に活かせる方が絶対に良いです。

サッカーだけに限らなくても迷ったら実行する、ということが次に繋がると思います。
もっと思った事や感じた事をどんどん行動に移していきましょう。そして、成功を得るために失敗を欲しがれるくらいになりましょう。


今は学校も毎日行けず、部活動も全員ですることができません。11対11などの試合形式の練習ができないと試合の感覚も失われていきます。


もちろん一ヶ月以上もの間全員でトレーニングできないことはとても辛いです。
ですが、逆に体を使ってサッカーができないと言うことは、頭を使ってサッカーを考えることができる時間がある、と言うことだと思います。

サッカーについての本を読んだり、バルセロナなど上手いチームの試合を見たりして、今自分には何が足りないのか、どうすればそれを改善してプラスに持っていけるのかなどを自分自身で考えてみましょう。

この期間をマイナスに捉えていたら個人としてもチームとしてもレベルアップできません。

私たちの目標は「日本一」です。
常に日本一から逆算して生活していきましょう。


1年 川本 美羽