まちづくりにおいて、NPOの役割は多岐にわたりとても重要になってきています。しかし、多くのNPOは人・物・金・・・・他、様々な課題を抱えています。特に、運営資金についてはどの団体も大きな問題となっているようです。3,11以降、企業にとってもCSR・地域貢献などの考え方に変化がみられ、今まで企業から寄付をしてもらっていた団体も寄付を得られなくなったという声も聞こえてきます。3,11以降、一見、NPOのような市民活動や地域貢献団体へは、寄付が集まりやすくなるのではないかと考える方もいらっやるかと思いますが、多くの企業はこのタイミングで寄付先をしっかりと見極めるような動きが見られます。このような状況の中で、NPOにとっては寄付が得られやすくなるようなステップとして、認定NPOの取得支援を各県でも行われるようになってきています。認定NPOを取得すると、寄付者(企業)に対して税制面等でメリットがあるため、企業にとっては寄付をしやすくなります。しかし、先程申し上げたように企業は寄付先を見極め始めていますので、まずは、活動(事業)の内容の充実・運営体制等を見なおすことはじめ、その上で、認定NPOを目指すことが大切です。NPOに対する地域や社会の期待が大きくなる中で、NPOをサポートする仕組みづくりも進めていかなければ、公益性が高い分だけNPO経営は難しいと思います。今後は、企業との連携をコーディネート出来るNPO支援組織の充実が期待されてます。

2012年が、明日から本格的にスタートしますね。今年は、被災地の支援も復旧から復興へ本格化します。私も、現在復興支援のサポートをいくつかしておりますが、今回は香取市佐原の復興観光について書きたいと思います。佐原は、震災後液状化の影響を受けて歴史的な町並みの残る小野川沿いの素敵なエリアでも瓦が崩れ落ち、道路が陥没するなどひどい被害に襲われました。現在は、やっと修復作業が進みはじめましたが、まだまだ痛々しい状況があちこちに見られます。このような状況の中、昨年は、仲間とつくったプロジェクトを中心に、復旧・復興の状況をタイムリーにフェイスブックなどを活用して情報発信したり、復興観光と銘打ったバスツアーの開催や、地場産農産物等を活用した商品開発等を手掛けてきました。今年は、更に商品開発に磨きをかけることにより復興観光につなげていきたいと考えています。具体的には、地場産の旬の農畜産物をいかすことと、江戸時代からいきづく江戸優り佐原の独自の食文化をいかしたストーリーづくりを大切にした商品開発を手掛けることです。また、香取市内の各生産地(生産者)と歴史的町並みの残る佐原との地域連携による食と農をテーマとした新たな復興観光モデルツアーを実施したいと考えています。被災地支援においても、まちづくりを考える時と同じように、地域資源を見つめ直し、テーマを決めて、効果的な連携と協働を考えることが重要だと思います。