通院のたび、診察を待つ間よく本を読む。
病院に置いてある本で、借りることもできるので便利。
最近「ツレがうつになりまして」という漫画タイプのシリーズ三冊。
漫画家の作者の夫が鬱病になった経緯とその後で、漫画の合間にツレさんのコメントもある。
ツレさんの日記も参考に書かれている為、臨場感もあり、第三者の目線がよくわかる本だった。
ペットのイグアナもかわいい(笑)
共感する部分も多かったし、少し救いになった気がする。
突然、何にも興味がもてなくなったり、好きだったことが苦痛になったり。
役所での手続き記載が困難だったり。
私はよく、西暦と年号があやふやになるし、自分の生年月日も「アレ?」と思ったりする。
そういうのは稀なことじゃないんだ。
それからツレさんの奥さん(作者)の対応が、決して正解なわけではないのを念押してるところ。
でも私は、それは正解も間違いもないけど、ツレさんには良いパートナーだと思えた。
何故かと言うと、
自分の生活下にありながら、それを客観視して作品にできているから。
ツレさんも書いていた「妻の洞察力には頭が下がる」
という言葉。
ハッとした
私にも「洞察力」はあったはずだから・・・。
ずっと人間をテーマに絵を描いているうち、知らずに身についたものの筈だった。
恐らくは、そのおかげで水商売もやっていけてたと思う。
今の自分はその頃に比べて、人間関係においてあまりに自分勝手ではないだろうか。
他者の直情的な気持ちを察しても、自分のいいように場を作り変えている気がする。
わがままだ・・・。
もっとも怖いのは、それに気づいていなかった事だ。
気づいても改める事をしないできた気がする。
よく旦那に言われる
「言うことを聞かない」という意味は、こういう事かもしれない。
初対面でも臆することなく、分け隔てなく付き合えたのは、相手の気持ちや立場や多くのことに関心をよせ、気遣いと配慮をできていたからだ。
病床以前の自分と今の自分を、見直す作業をしていきたいと思う。
わがままは嫌だ。
完全に取り戻す事はできなくても、必要な気がするから。
置いてきた自分の好きな所は、まだまだいっぱいあるような気がする。