中絶 | 猫依存症

猫依存症

旦那と猫と暮らしております!

去年の11月2日に私は、はじめて中絶をしました。
はじめて妊娠をしました。はじめて人をコロシました。

妊娠を知る半月前まで、旦那と別居したんだ。
一ヶ月半、一人暮らしのお母さんとこに居たの。

離婚したかったから…。

その考えに至るまでの経緯は、まだ続いてる。

別居を決める少し前に、好きな人ができたんだ。
彼と別居中付き合ってた。お母さんにも会わせた。
離婚したら彼と県外に行こうって決めてたんだ。
旦那への不信感が、私を不倫へ導く。
これまで何度もあった。
だけどね、私は離婚したかったのか、彼を利用して逃げたかったのか、わからなくなった。
結局、彼と別れて旦那のとこに戻ったんだよね。

元々、生理は不純だし、嘔吐なんて日常茶飯事。
9月から不正出血が続いて、なんか変だな?とは思ってた。
けど、お金なくて病院行けなかったんだ。

10月末、やっと婦人科な行ったら…モニターには明らかに人間が写った。
私は彼との子供だと、瞬間的に思って、一気に絶望してた。
最悪のケースが目の前にばら蒔かれたらしく、どこにも選択肢は見付からない。婦人科からお母さんのアパートまでの道のり。
少し右によろければ、交通量の多い二車線道路。
フェンスにもたれて、無きながら呼吸を整えた。

お母さんに妊娠を告げると、直ぐ様どっちの子か聞かれた。
旦那ではない。
言った途端、泣いた。
「おろしなさい」
お母さんはそう言った。
自身も鬱で、育てて行く事の大変さも知ってるから。中絶の経験も。
出産の経験も。
鬱である事も。
旦那に電話をすると、申し訳ない気持ちでいっぱいになって、また泣いた。

妊娠四ヶ月を過ぎると、中絶を引き受ける病院は少なくなる。
医者の判断では、あと数日がリミットだと話した。
すぐに病院を探して、入院予約をしなければいけなかった。
費用も体への負担も、倍以上になるから。

行き着けの婦人科医は、私が鬱病なのを知っていたし、薬の影響もわかってた。
運が悪いのは「産婦人科」ではなかった事。

旦那は、お母さんと一緒に別の病院へ行くように行った。
おおよその判断力も、問診も、ろくに出来そうな状態じゃなかった。
けど、旦那はきっと、自殺を防ごうとしたんだ。