内容(「BOOK」データベースより)

北多摩団地交番で警察官が射殺された。被害者は益田護。支援課にも出動要請が掛かる。遺族に面会する村野だが、その息子・智樹は捜査一課の刑事だった。さらに事件に使われた拳銃が五年前の交番襲撃事件で奪われたものだと判明する。自らの手で犯人逮捕をと息巻く智樹に、村野は二人だけの秘密捜査を提案する。







犯罪被害者支援課シリーズ、読み終わりました!




まだ続編がこれから出るという事なので、村野と愛の関係が宙ぶらりんな所など、気になる箇所は残ったままですが、今回の事件は父と息子、正確には祖父まで含め3代警察一家の父が銃殺されてしまう話でしたが、息子の荒れ狂う気持ちより、亡くなった警官の奥さんが「申し訳ない」「ご迷惑をお掛けして」と、被害者でありながらそう思い続けている事に胸が痛みました。





この感情は小説の中だけなのか、現実でも警察官が被害に遭った場合でも「申し訳ない」と言う思いを持ってしまうのか…考えさせられました。




そう思いつつも、夫と息子を絶対的に信じている強さもあったので救われましたが。





個人的に一連の支援課シリーズで1番面白かったのは「二度泣いた少女」です。




アナザーフェイスといい、今回と言い、堂場節が炸裂しすぎていて中だるみしてしまう事もあるんですが、するする引き込まれる不思議な力がありますね(●︎´▽︎`●︎)





堂場さんはしばらくまたお別れで、次は何読もうかな〜!!




早くふつうに仕事復帰したい(;Д;)(;Д;)