内容(「BOOK」データベースより)

病の宣告、就職内定後の不安、子どもの反発…様々な悩みを抱え、彼らは北海道へひとり旅をする。その旅の途中で手渡された紙の束、それは「空の彼方」という結末の書かれていない小説だった。そして本当の結末とは。あなたの「今」を動かす、力強い物語。






湊かなえ作品は、数冊読んでいますが、こちらはいつもと一味違い、前向きな、希望のある内容でした。




1章目の「です、ます」調が読んでいてイライラしてしまったので、続きを楽しく読めるか不安だったんですが、それ以降は「です、ます」は出てこずすらすら読めました。




そして、章が変わる度にメインの人物も変わっていくんですが、その人達、物語を収めるのが湊さんは本当に上手いな〜と、今回も感心してしまいました(●´ー`●)




ミステリーの時でも、全く関係ないと思っていても後で納得、のパターンはよくありますが、今回もお見事でした!




北海道は、私の大好きな場所なので、風景も思い浮かべながら読めました(^ω^) 行ったことない場所もたくさんありますが(笑)





来月頭に札幌行くのがより楽しみになりました♪♪