最愛の妻を亡くして、残された息子の優斗を独り身で育てることになり、捜査一課から閑職の刑事総務課に移ったイクメン刑事の大友鉄。
その時々で事件の捜査の手伝いをしてきた彼はある日、息子のかつての同級生の母親からの電話を受ける。
娘が通う中学校の保護者が何者かに襲われたのだが、噂だけで真実が分からないと言う。
さらにその後、別の父兄が襲われ、大友はその捜査に加わることに。
容疑者は二転三転。やがて捜査を進めていくうちに、一人の男性教師が浮上する。
だが、その動機とははたして――。

成長した息子が高校受験を控え、自らも今後の人生と新たに向き合うことになる大友。
好評シリーズ「アナザーフェイス」がついに完結!





大友鉄シリーズ、やっと読み終わりました〜!



登場人物の歳が重なっていくので、1から読んでいくと愛着が湧いてくるシリーズでした(●´ー`●)


そして、「闇の叫び」ネットで軽く見た限り評価は良いんですが、個人的にはシリーズで考えると「あの人、あそこで登場する意味あったのか!?」と思う人がちらほら(^ω^;);););)



堂場さんもラストまで考えて最初から書いているわけではないと思うので、途中でフェイドアウトさせるのは致し方ないのかもしれませんが…あの人やあの人…なんのために最初の方によく登場してたんだろうか。



「闇の叫び」の事件のキモは、幼児虐待。難しくデリケートな問題です。早宮で起きた、息子さんを殺してしまった事件が頭をよぎりながら読んでいました。



内容はともあれ、時間はかかりましたが9冊(スピンオフ入れて10冊) 読み終えて、寂しさが少しあります。が、大友鉄と息子の優斗。同期の柴と敦美、みなが素敵な人格で温かい気持ちで読み終えることができました!!



さらば大友鉄(´∀`*)ノシ