南禅寺 方丈。
方丈、国宝。
方丈とは、禅宗寺院における住職の居室のことです。
茶室。
入って右側に茶室が有りました、
杮(こけら)。
南禅院の屋根葺替事業の為の杮(こけら)志納をお願いしております。
いろんなお部屋が有ります。
方丈庭園。
方丈庭園は小堀遠州作と伝えられ、江戸時代初期の代表的枯山水庭園です。
南部から西部にかけて5本の定規線を配した薄青色の筋塀をめぐらし、
東西に細長い地形に作庭されているのが特徴。
石組はこの筋塀に添って配置されており、大きな石組を方丈側から見て左奥に配し、
前方と右手には、白砂の広い空間を残しています。
六道庭。
「六道庭」は六道輪廻の戒めの庭です。六道輪廻とは、天上・人間・修羅・畜生・
餓鬼・地獄の六つの世界を我々は生まれ変わり続けるという仏教の世界観のこと。
一面の杉苔の中に配石された景石を眺めていると、煩悩に迷い、悟りの境地に
達することなく六道を輪廻する人々の儚さを感じることができます。
小方丈庭園。
小方丈庭園 (昭和41年(1966) 植彌加藤造園設計施工)
国宝である小方丈の西側に作られた庭園で、別名「如心庭(にょしんてい)」といい、
その名の如く、心字形に庭石を配置した枯山水の石庭となっています。
庭石の配置については、『心を表現せよ』と当時の南禅寺管長であられた柴山全慶
(しばやまぜんけい)老師が自ら熱心に指導されたとのこと。解脱した心の如く、
落ち着いた雰囲気の禅院式枯山水庭園となっています。
多くの襖絵はデジタルで再現されて絵です、これらの襖絵は写真が可能でした。
本物の襖絵は写真撮影は出来ませんでした。
南禅寺 方丈。
大方丈は、1611年(慶長16年)の御所建て替えの際、後陽成天皇より、
天正年間(1573~92年)に建築された旧御所の建物が下賜された。
寺伝では旧御所の清涼殿が移築されたとされているが、女院御所の対面御殿
だとする説もあるそうです。
内仏の聖観音菩薩立像は重要文化財(宝物殿に収蔵)。
内部の障壁画は、狩野派の絵師によるもので124面が重要文化財に指定されている。
小方丈は、寛永年間(1624~44年)に建築された伏見城の小書院を移築したもの
内部の障壁画は、狩野探幽の作と伝えられ、40面が重要文化財に指定されている。
特に「水呑みの虎」は名高い。
方丈とは、禅宗寺院における住職の居室のことです.
居室とは「居住、作業、娯楽などの目的のために継続的に使用する室のこと」である
(建築基準法第2条4号)。 この定義に従えば、一般の住宅の場合、居室とは「居間」
「寝室」「台所」である。 その反対に、「玄関」「便所」「浴室」「脱衣室」
「洗面所」「押入れ」「納戸」「廊下」は居室ではない。
それにしたも広くて奇麗な居室には驚きました。
いざ我々が住むとなれば大変でしょうね、トイレも浴室、脱衣室、洗面所無いし
夏場は良いですが、京都の雪の降る時にトイレは大変だと思います。
押入れ、納戸が無いのでスッキリして何も買えないので良いかも知れません。
我が家もですが1年2~3年使用しない物が押入れ、納戸にいろんな物が入って
います、この様な家に住めば断捨離に良い家ですね。