年末最後の開院日に活動を再開した。

以前から引き受けている盲学校からの点字機の修理依頼がたまっていた。
当日も持ち込みがあって、何台も並ぶことになった。

おもちゃ病院診察記

この点字機は、アメリカ製の「パーキンスブレイラー」という製品で、とても頑丈な点字タイプライターである。
盲学校では、幼稚園年少組くらいの時に基本として使わせるそうだ。
頑丈とはいえ、長い間使っていると潤滑油が硬くなったりしてギアのかみ合わせやバネの力への反応に支障が出てくる。
学校でも修理担当の先生がいるそうだが、台数がたまると手に負えなくなるようだ。

ピーポーにおける点字機修理の経緯は長く、過去には感謝状をいただいたこともある。

おもちゃ病院診察記
我々の中では、主に扱うメンバーを核としてノウハウが共有され、誰でも一通りのことはできることになっている。
修理不能になったのを分解して集めた部品のストックも準備している。