最近、再度深掘りし始めた呼吸![]()
この2年ピラティスのクラスなどをやってきて、やはり呼吸の難しさ、伝える難しさ、
それから人による違いも大きくて(それは通常の運動療法と変わらないけど,触れない+多動的に動かせない分やっかい)、
目に見えないことは難しいとつくづく思い、
でもそう言っていると進まないので、今一度考え始めました。
呼吸に関わる機能は、実は骨盤よりもむしろ複雑で、
補助筋や関わる関節が多い(背骨に関わる関節は一気に多くなる)分、
非常に複雑であまり突っ込むとわからなくなるので、今までやや距離を置いていた感もあります。
カップリングモーションとか胸郭リングとか、”胸郭”という視点で考えるとまた複雑さが一層増すので、
今回はそこではない話です。
きっかけは、呼吸だけのサロンをしているちょっと有名な先生がいらっしゃいまして、
その方のオンライン講座を受けたことから。(そのお話はこちら)
さらに、その講座をもとに理学療法士の皆さまとディスカッションをするという、地味な作業をしてみました。
みなさまとても勉強熱心、かつ臨床や現場で経験豊富なので、
それぞれの考えもありつつディスカッションするのはとても楽しかったです![]()
今回は先に述べたように胸郭リングやカップリングモーションなどの複雑な動きはひとまずおいておいて、
つまり体を動かしていないという前提の呼吸を考えます。
そして、呼吸の呼気(こき)=吐く、吸気(きゅうき)=吸うという二つの動作にフォーカスしました。
また、機能として呼吸本来の機能である”酸素と二酸化炭素のガス交換”という機能も
さておき、はっきり言って8割無視します。
えっ??そこ無視しちゃう??![]()
すると、残るのは何かな?
それは体幹を支えて、動きの土台となる呼吸、
吸う時の動作と吐く時の動作がどのように体全体の動きに影響するのか?です。
呼吸が全身の動きに影響するというのはピラティスをやっていると、
実感できること。
ではありますが、
”影響すること”を考える前に、呼吸の動きそのものを整理してみようという感じです。
<吸気>
吸う時の主動作筋は横隔膜だけど、補助筋は沢山あって整理する必要がある。
横隔膜だけで吸うことができるか?
横隔膜だけで吸うとどうなるか?
補助筋が使われる時、いつどこでなにがどのタイミングで、どのくらいが理想的?
※解剖学書(プロメテウス)によると、吸息では横隔膜、斜角筋、外肋間筋、上下後鋸筋、肋軟骨間筋が働く
<呼気>
吐くことに関しては、まず主動作筋は?から確認が必要。
※解剖書(プロメテウス)によると、呼息は吸息時に活動した筋の弛緩により特別な筋のエネルギーを必要としない
ただ、強制的な呼息では呼息を助ける筋(主に内肋間筋)が働き大きくすばやく胸郭を押し下げることができる。
様々な呼息のバリエーション
横隔膜や斜角筋、外肋間筋などが緩むから息が吐ける=緊張が緩むだけなので動く筋肉はない。
胸郭が狭くなる(内肋間筋などで)から息が押し出される=(内肋間筋だけでなく)首、胸、背中などの筋肉が収縮して押し出す
腹圧が横隔膜にかかるから押し出される=腹部の筋肉が収縮して押し出す
それから「努力性呼吸」という言葉があるように、
自然な呼吸と努力性の呼吸の使い分けも結構キーになる
なぜならピラティスは運動のコントロールを大きな目的としていて、
呼吸も例外ではなくコントロール下に置くメソッドだから![]()
(そもそもその辺りから、私の呼吸への探究は始まっているのですが)
どこまで、何を”自然呼吸”と呼ぶ?
あと、筋肉の使い方としては主動作筋と拮抗筋が協調的に働くという状態を、
呼吸の中でどう捉えるか。
横隔膜で吸うとき、腹横筋が遠心性に緩む。
腹横筋で吐く時、横隔膜が延伸性に緩む。
とかね。
それって本当にできるの??と恩師から昔問われてからずっと考えているけど、
答えが出ていない。
どうやって答えれば良いのかも、まだ分からなくて。。
ともかく呼吸という動作の切り口が多すぎる
でも、動きのキーになることは間違いなくて、
この辺りをもう少しつきつめていきたいと思っています![]()
(ある意味これは、呼吸というよりも胸郭の動きと腹圧のコントロールの話になっている
)




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