朝一
沖のポイントに到着。
水深40mから一気に10mにかけ上がるシャローのポイント。
潮は浅瀬から深場に向かって流れる。
上流から流しながらキャストしていく。
数投目、GT師匠のマイコーさんにヒット!!
が、
寸前でさよなら~
「あーバレた。ははっ!6~7キロくらいやったね。」
さすがGTやマグロを相手にしてきた男、
コマサくらいバラしても笑って済ませる。
その後、
ザバァっ!
??
投げていたブルーフィッュ120に何かが襲いかかる。
茶色い魚体。
青物ではなさそう。
ドパァ!
ザバァ!
「TNGくんデカいよ!喰わせて!喰わせて!」
ドバっ!
ほぼ全身水面から魚体を出して飛びかかってくる。
「何だ!?鯉?鯉にしか見えんぞ?海に鯉!?」
海に鯉がいるわけがない。
サメか?
GTのようにも見える。
でもこの辺にGTなどまずあり得ない。
ザバァっ!
そいつは船のすぐそばまでチェイスしてきた。
「マダイや!でかぁ!!」
優に1mは超えている超巨大マダイ。
巨大マダイはボクと目があうとゆっくりと引き返していった…
船長「鯛も水面まで飛びかかってくるんやなぁ。」
「ボクも初めてみましたよ。」
その後何回か流すが反応なし。
水深30m
キャストするのに飽きたマイコーさんはインチクを落としてキジハタを狙いだした。
すると、
「この引きは鯛やね。」
「ドラグでる!結構デカいんじゃない?」
船長「なんじゃこりゃ!10キロはあるぞ。」
ここまでデカいと気持ち
悪い…
「でもさっきTNGくんのルアーに出たやつの方がデカかったね。」
これで10キロ超え
じゃあさっきトップに出たのは何キロあったんだろう!?
朝一のポイントに戻り何回か流すと、魚が出るが乗らない。
「出るけどのりませーん。」
「TNGくんちゃんとのせてよ~。」
昼過ぎ
魚の反応が薄れたので、大きく場所移動。
沖から岸の方に戻り、磯周りで投げることに。
沖から見た人のあまり立ち入らない磯場。
ジュラシックパークの島みたいだ。
石川県にもこんな所があるんです。
しばらくキャストするが、トップには反応がない。
ここでマイコーさんがジグをキャスト。
数投目
「きたぁ!でかい!!あれっ?動かん根掛かりやった…」
全く動かず根掛かりかと思った次の瞬間、
「うわっ!?動いた!根掛かりじゃない!!」
スンッ…
曲がりきった竿がさらに曲がろうとし、マイコーさんの腕がもっていかれそうになりフックアウトした。
「何いまの?動いたよね?」
「大マサだったんじゃないですか?」
「くそー今日バラしてばっかりやな。」
ここで初めて悔しがるマイコーさん。
相当な手応えだったんでしょう。
そしてタイムアップ。
結局青物は釣れず、マイコーさんが釣った化け物マダイだけだった。
でも今回はドラマ的シーンもあったので、なにかと楽しめましたよ♪
マイコー師匠ありがとうございました♪