人間誰でも、周囲の人の力を借りて生きています。
他人の力をうまく借りられる能力、つまり上手な甘えが、真の自立と言ってもいいでしょう。
上手な甘えとは、猫なで声を出したり、自分を低く見せることではありません。
いつ・誰に・何を・どれだけ期待してよいかのバランスがとれた行動のことです。
相手に甘えるというのは「あてにしている」「信頼している」というサイン。
そして同時に、そのままの自分を出しても見捨てられない、みくびられない、ということ。
欠点だらけの自分を見せてもだいじょうぶ、ということです。