○自己否定感
自分は自分でいいんだと思うことができず、「周囲の評価で自分の価値が決まる」と感じ、周りからの評価であったり、愛されているかということが、自分の存在価値に関わる大問題として扱ってしまい不安に陥ります。
⇒自分の価値が他人次第なのだとしたら、不安に陥って当たり前です。本当に自分の価値は他人が決めるものでしょうか?
○無力感
自分にはできない、うまくいかないという不安は、困難な事態を前にすれば誰だって経験するもの。
けれど、無力感を抱えていると、上手くいかないことに関する不安が、とりわけ大きくなる。いったんトラブルが起きたり自分には対処する力がなく、どうにもならないと信じているから、最後は何とかなるだろうとは思えず、いつも断崖絶壁の上に立たされているように気分になります。
⇒今まで大変なことがあっても、どんな手段であれ通り抜けてきたからこそ、今も生きているのですよ。
○境界の混乱
自分と他人との境目がごちゃごちゃになっていると、不可能なことを自分に要求したり、相手に非現実的な期待をかけたりしがち。誰かの生き方の面倒を見るのが自分の責任だと思ってしまうが、誰かが幸せをかんじるのはその人次第。その人を幸せにできないことで不安が強くなり、混乱してしまうことがあります。
⇒他人をコントロールできるかどうかは、自分ではなく他人の力。どんな相手でも一体化することができないので、それぞれ自分の人生を生きているのです。
○完全主義
物事が全て自分の基準とおり完璧でなければ許せない。自分はこうでなければ、あの人はこうでなければいけないと「べき思考」に支配されると、柔軟性が失われ、対応ができなくなり、不安に苛まれます。