〜沈黙の言葉〜
伝えようとした言葉を
飲み込むことが 多くなりました
無駄に使わないように…
思えば たくさんの言葉をつかい
たまには 間違えた表現もし
感情の思う様を
言葉に込め
弾丸のように 投げ打ち続けた若い日や
言葉の影を拾うばかりで
光を蔑ろにした日も
やめようと思いました
美しい言葉を持つ国に生まれて
美しい水が当たり前だと
有り難みを忘れるみたいに
言葉の有り難みも忘れてしまったから
異国の言葉を数カ国語少し
話すようになると…
改めて生まれた国の言葉の難解さを知る
わたしたちは 言葉の魔術師だ
言葉に全ての背景と思いの丈を
乗せて…
空白の行まで埋め尽くす…
沈黙までも 言葉の一部に変える
そんな国はないのだから…
