貝殻の呟き
虚ろな会話の 刹那さは
浜辺に転がる 貝の殻
遠く近くに
海鳴りにとてもよく似た
さざめきが
聴こえはするが
さみしくて
わたしひとりが 色をなくした
貝の殻
運ばれてきた
珈琲に
ひとつ 落とした角砂糖
孤独を溶かすように
ひたすら無心にかき混ぜる
ああ…
浜辺の貝も打ち上げられて
思えば みんな
ひとりきり…
突然 エアポケットに落ち込むような
そんな瞬間ありませんか?
暑くエキサイティングな夏が征くと
少しセンチメンタルな風が
疲れた身体に効いてきます
秋は詩を書く持ってこいの季節です。
感傷的な詩になりますが、
小休止ということで
たまにはいいかな…
窓の月 虫の音満ちる
しずけさに
深き眠りの夢におちゆく
寝ても寝ても…眠い…
鳴きウサギ
picture by ピクサベイより
アレンジ by Gemini
