渇き渇き乾いているのは 空気だけではないの昨日は一歩進んだ…わたしは髪を切りたくて少し冷たい風を見上げてみた今日は 一歩立ち止まった…落葉樹の色 変わるのも路に転がる 木の葉数枚染まらぬまま 立ち枯れるきみに 贈るはずの言葉単語にすらならなくて煌めく前に 落ちた…薄い暦の後は秒読み… 時を追いかけて 今年も追わせる立場にならなけりゃ余裕なんか持てない だれかが言ったけど待って…余裕ある人など本当になれるかな?明日一歩下がっているようでそれが いま 怖い…耐えきれず 人の少なきベンチにて古ぶ手帳の 余白を探す旅に出でむと 旅に出でむと