ーsomedayー
思いでとなりし
きみこそ愛の日は
いやますほどに
優しくありぬ
あの日の きみは
秋の日の光の中で
ことさら 優しくありました
物語の王子さまのようで
ありました
わたしの手を引くたどたどしさも
わたしの背を庇うさりげなさも
壊れ物を扱うように
大切に…大切に…
そんな日々が
いつまでもいつまでも
続けばいいと
願い続けたのでした
もう遥かむかしの
話しです
あれから わたしを
一等大事に思ってくれる人なんか
現れたためしはありません
空の上から
きみは だから
嫉妬しなくていいのです
わたしはいつもきみの傍に
帰る夢ばかり見ているのだから