ー曇鏡の晴れるまでー
隠されたことなら
知らないままの方が幸せ
莟がいつ開くのか
星がいつ生まれるか
そんなことは知らないけれど
咲いてみれば 美しい花
輝いてみれば 憧れの星
たとえあなたが
わたしを信じず
わたしに真実を語らなくても
わからないままの時は過ぎない
いつか明るみになる真実
あなたが隠していることは
わたしを傷つけない為の手段
全部を知ろうとしたからこそ
沢山 沢山 傷ついたわたし
見えることに限界があり
知ることに限りがあるのなら
わたしは 拙いわたしの目と
儚い耳を信じていよう
いつかわたしの耳や目が
素晴らしい真実を捉えるその日まで
わたしは与えられた場所で
何かの原石のようでいたい
隠されし言葉の裏を探るとて
曇鏡の身に見えもせず