ーうたー
やじろべえ 同じ錘をつけてこそ
釣り合いとれる 真理なるなり
ーアンバランスー
都会の日常は何かアンバランス
不釣合いという釣り合いを保っている
都会でなければといいながら
田舎暮らしに憧れていて
音が鳴るものはうるさいと言われ 風鈴さえ遠慮して
涼やかな風鈴は部屋の中
ティッシュペーパーの猿轡を噛まされていて
スローフードに憧れながら
電子レンジで調理している
なんだかいつも
座り心地が悪い椅子や
かみ合わせが悪い蝶番のようだ
ほんとうは どっちがいいの?
便利とお洒落と流行と・・・
田舎と不便と自然と・・・
わたしにはわからない
そういいながら ここでしか出来ないと
街まで 出ている田舎育ちのわたしでさえ
都会の不可思議な法則に
したがっているのだ
・・・朱に交われば朱くなる・・・
わたしは どこへ行きたいのだろう
わたしは どんなふうに生きて行こうとしているのか
この頃全くわからない・・・
ー句ー
どらごんふらい(蜻蛉)複眼に世の 綾目見ず
注)綾目または文目・・1 いろどり あや もくめなど
2 区別 見分け けじめ
3 物事の筋道 道理 分別 条理などの意味