中原中也「骨」「在りし日の歌」より | 口遊〜鳴きウサギ〜

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静かに鳴く小さな声のウサギ。
青薔薇の咲く場所で、和歌・童話・詩・願いを綴っています。
2009年より、呟きのように日々を記録。
noteでは「舞香亭幻想香炉」という物語の香りを、そっと灯しています。

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ー中原中也・・・「骨」ー
「在りし日も歌」より

ホラホラ、これが僕の骨だ
生きてゐた時の苦労にみちた
あのけがらはしい肉を破つて
しらじらと雨に洗はれ
ヌックと出た 骨の尖。

それは光沢もない
ただいたづらにしらじらと
雨を吸収する
風に吹かれる
幾分空を反映する

生きていた時に
これが食堂の雑踏の中に
坐つていたこともある
みつばのおしたしをくつたこともある
と思へばなんとも可笑しい

ホラホラ これが僕の骨ーー
見てゐるのは僕 可笑しなことだ
霊魂は後に残つて
また骨の処にやつて来て
見てゐるのかしら

故郷の小川のへりに
半ば枯れた草に立つて
見てゐるのはーー 僕?
恰度立札ほどの高さに
骨はしらじらととんがつている


 こやすなほみ 

こんな歌を見つけた・・・。

石原裕次郎さんが 歌ったらしい・・・。

でも 女の人の声も いいと思う・・・。曲がついていたとは知らなかった。

なんだか 今日は この詩がとても痛い・・・。

「ほらほら これが僕の骨 見ているのは僕 おかしなことだ 霊魂はあとに残って

 また骨の処にやってきて 見ているのかしら」

この一節が 胸に迫る。

携帯からご覧の皆様は ユーチューブですので見えなくてごめんなさい。m(u_u)m

 




こちら 本家 石原裕次郎氏の  「骨」