「少年の行動」(片岡義男著、1988年3月発行)読みました。
遠い昔、1950年代なかば、はるか彼方、とある港町。
ロックンロールを自分たちのものとしてみつけた少年たちの、夢のような模索の日々。
退屈な大人のしわざから遠く、透明にきらめき輝いた、少年たちの行動。
(本のカバーの説明文)
ビートルズを念頭において書いたなと一目でわかります。読後に調べたところ、
「音楽専科」には「ぼくのビートルズ」というタイトルで連載されていたそうです。
絶対にエルヴィスが登場すると確信していた通りでした。
後半で頻繁に登場してくれます。イギリスの少年がどれほどエルヴィスを目標に
していたか、「ハートブレイク・ホテル」の衝撃がいかに大きかったのかが良く
分かります。
同氏の著作で最初に読んだのは「ぼくはプレスリーが大好き」(1971年)です。
曲は、”Heartbreak Hotel” をどうぞ