1970年12月20日、エルヴィスはニクソン大統領に会うために、
呼び寄せたジェリー・シリングと共に、アメリカン航空でワシントンに
向かいます。
20日は日曜日で銀行が開いておらず、小切手が現金化出来ず、ジェリーは
知り合いのいるビバリー・ヒルトンでやっとのこと500ドルを現金化しました。
エルヴィスは機内でクリスマス休暇で家族に会いに戻ってきた兵隊と親しくなります。
そして、ジェリーのところにやってきて、「いくら現金を持ってる?」と訊きます。
「全部で500ドル」と答えると、「じゃぁ、500ドルでいいや」と言います。
「やっと現金化出来たお金で、それしかないんだぞ」と教えても、
「ベトナムから帰ってきているんだぞ」の一言で、全額をあげてしまったそうです。
“エルヴィス・ザ・愛国者”ですね。
曲は、「固い枕の兵隊暮らし (Soldier Boy)」 をどうぞ
TNelvis